ないしょ話 -65ページ目

ないしょ話

若年性乳がんトリプルネガティブ ステージ3C [治療方法] 抗がん剤治療 9クール、右全摘出、リンパ郭清レベル3、放射線治療 現在経過観察中
告知から治療、治療後の日々、日本舞踊、お絵かき、日々の色々
☆現在は日記として、たまに更新しています


放射線治療と仕事の後で

眠気と闘いながら稽古場について
「年増」のお稽古が

(°▽°)
すっごいドタバタ
踊りながら振りで帯揚げを出したり
しまったり…自然に出来ない!
台詞もいっぱいいっぱいで
師匠の突っ込み所満載
v(・∀・)v
その突っ込みが面白すぎて
笑いが止まらず
ちょっと待って下さい!となってます

いや、面白い事になってるのは自分なんだけど

台詞は常磐津の地方さんにお任せする事もあるようですが
やっぱり挑戦したいものです

舞台で拝見して、聞いていても
情況は理解出来るけど、細かい台詞や
固有名詞は知らないと耳がスルーします

先日のお稽古の台詞に
「あの木母寺へ~」とありました
木母寺
どんなお寺なのか調べたところ

隅田川物と呼ばれる
お能の「隅田川」
歌舞伎の「雙生隅田川」
舞踊の「賎機帯」
他色々…
その元となる
梅若伝説のお寺だそうです

今から千年以上も昔のお話
京の都から拐われた梅若丸
衰弱し、隅田川の辺りで力尽きてしまう
もの狂いになる程、母は必死に探して歩くけれど
見付かったのは梅若丸を看取った人々が築いた塚と印の柳の木

梅若寺という供養の寺が建てられ
1607年に「梅」の文字を
木と母に分け、木母寺となったそうです
柳の下に立ち尽くす母の姿が見えてきます

現在でも、命日の4月15日に法要が続けられているそうです

隅田川物を演じる役者がお参りしていた事から
芸事の上達を祈願するお寺にもなり
蛇身弁財天様も祀られているそうです
弁財天様も、インドの川神様と日本の海神様との神仏習合
川の音は音楽であり、芸事の神様ですね

隅田川を背景にする演目ですが
ここで、繋がるお寺の名前が出てくると
また一味

沢山の事を、知っていれば
知っている程に面白い
千年以上も昔から、今へ続く世界

恥ずかしながら、
実際に台詞を口にした時に初めて
どんなお寺だろう
と思いました

でも、あまりに色々と知らない事がありすぎて
何から知れば良いのかも分からないんだもの

せっかく調べたので
来年の春に行ってみたいと思います