キャスト別感想を簡単に…







礼真琴様(ディミトリ)

コスチュームの星組に相応しいコスチューム物、お衣装がどれも素敵✨時代背景やお役がこっちゃんによく合っていました。優しく頭脳明晰ながらも自国との板ばさみ…つらいお役でした。人質という立場ながらもルスダンとその家族、国を愛する気持ちが伝わってきました。強い男の人より弱みある男が似合う…演じがいもあったことと思います。

芝居ショーともお歌は言うことなし、スラスラ流れる楽曲が心地よかったです。

そろそろ新たな礼真琴シンプルで男役らしいスーツ物も見たいなと思っています。



舞空瞳様(ルスダン)

幼少期から国を収める女王までを見事に演じていました。意思の強い女性ながらもどんなことがあってもディミトリには生きていて欲しいと…政治的観点から愛する人を切り捨てなければならないつらさもしっかり伝わってきましたし歌唱力もアップされたと思います。小顔ドーリースタイルななこちゃん、芝居ショーともにドレスが映えて可愛くて綺麗でした。






瀬央ゆりあ様(ジャラルッディーン)

今の星組、男気があり大人っぽく貫禄あるお役も出来るせおっちは必要だなと改めて思いました。体格も良くヒゲも似合うこと。

芝居では出番少なめでしたが存在感がありました。同期、こっちゃんがせおっちの腕の中で死ぬシーンは涙しました。圧があるメヂカラは芝居でもショーでもインパクトありました。濃いメイクお衣装がすごくお似合いでした。



暁千星様(アヴァク・ザカリアン)

月組時代4番手?でも3番手鳳月杏様と同格、同じかそれ以上の扱いでしたが、やはり星組でも厚遇。2.5番手でも立派に務めていました。

芝居は出番多めでした。敵役かと思いきや国を思う気持ちが強く最後は帳尻合わせた感じ。ショーではお得意ダンスで目立っていました。ターンは疲れが出ていることもありましたが礼真琴様とはまた違った伸びやかでダイナミックなのが良かったです。2人のダンスの違いも楽しめました。



有沙瞳様、大人の女性でした。いつもながら高音まで出る地声歌唱が良かったですしショーでも大活躍でしたね。女役が似合っていました。


綺城ひか理様も出番多めでしたね。立派な体格で貫禄が必要なお役も何なくこなしていました。花組に異動されますが役幅広いので重宝されると思います。声の低さも良いですね。

話は逸れますが最近研10や12でも貫禄あるお役や老け役出来るスターがどの組にも沢山います。上級生だけでなくどんどん中堅にもそういうお役を回せばいいのにと個人的には感じています。


アン・ナサウィーの天華えま様はジャラルッディーンの家臣。芝居では感情的なお芝居を見せてくれました。ショーではメリハリある指先まで美しいダンスが良かったですし女豹役もしなやかでした。



極美慎様

芝居は出番少なめ、ルスダンの娘を馬から助けたことをきっかけに彼女をなだめるように吹き込まれ寝室にまでいきあっけなく殺されるという…ちょっと無理矢理感あるお役でした。ショーでは銀橋渡りの歌もありどんどんスターとして輝いている気がします。やはり小顔、手足が長いのでショーで動くと目に留まります。美しいですね。


美稀千種様はストーリーテラー兼物乞い。年長者ならでは芝居でした。老け役は下級生や中堅でも出来ますが、ならではの味のある声が良かったです。


リラの精は歌うま娘役さん達3人、度々出番がありました。ショーでもそれぞれが活躍されていて良かったです。

ショーでは稀惺かずと様が少し目につく位置に変わってきたなと感じました。


気になった人だけサラッと書きました。時間があれば丁寧な感想を書きたいと思っています。