2年前のものでしょうか?少し前に録画した月城かなと様スターロングインタビュー。

 

端正な美貌と確かな演技力、のびやかな歌声が魅力のスターさん…との説明から始まりました。




芝居好きの原点なのでしょうか・・

下級生時代から上級生の稽古場を見るのが好きでずっと見ていたそう、本公演の方はこう演じているから自分は新公ではこう演じよう…そんな下級生時代。

与えられた役についていろいろと考えるだけで幸せだった、人よりも前に出るのが苦手なタイプだったし、競争するのも苦手な性格。だから主演をやりたいとか思ったことはなかった…なので、まわりからの期待や激励で「もっと欲を出せ、とか欲を出して頑張れ(上を目指す?)」と言われることにすごく悩んだ…そうです。

自身の引いた性格が、まわりの期待についていかなかった時期だったのでしょうね。


思い出に残る舞台・・

「雪景色」では最下として参加、上級生が身を削って舞台を作っていることを学び、自分もすべてをかけてやらなければいけないと思った。下級生ながら群舞にいれてもらうことが多かったが、自分はできない、できていないと感じた下級生時代だった。

 

そんな中初めての新公主演「Shall we dance?」を演じることに。

驚きとプレッシャーが先にき、みんなが自分のことを次の新公主演をやる人として見ていると思うと外を歩くのも怖かったそうです。主演を経て、本公演でも自分が出す小さなエネルギーでも真ん中に立つ人の力になることを感じたそうです。

 

「心中恋の大和路」では憧れの与平を演じることになる。心をこめて演じることで自分が得られる充実感を感じた。

 

「パルムの僧院」彩風咲奈様主演。主要なメンバーとなり主演者を支える大切さ、自分が主演をした経験をいかし咲さんを支えられたらと思ったそうです。

 

「アル・カポネ」憧れの望海風斗様主演。難しい役だったが公演が始まると望海さんと本当に役として対話しているような感覚になった、望海さんも同じことを感じてくれていたのが嬉しかった。

 

「銀二貫」初めてのバウホール主演、心温まる作品を与えてくださったことにありがたいと思った。主演というプレッシャーの中1人の人間として皆さんと関わりたいと思った。日本物は自分が素直に思っている感情をそのままセリフにのせられるので集中して演じられた。

 

「るろうに剣心」初めてポスターにのり、制作発表にも参加した。自分がこだわりを持って一生懸命に努力すれば、それだけの声が返ってくることを体感したそうです。

 

「NEW WAVE」責任重大だと思った。稽古場では下級生の面倒を見て、自分のこともしなくてはいけなかったので必死にやった公演だった。

 

「瑠璃色の刻」組替えして最初の作品。自分が今までやってきた芝居とか作品の作り方と全く違い、新鮮で刺激的だった。男役にも幅があり自分が思っていた男役像が崩れた、自分の男役としての色をまだ決めなくてもいいんだなと思った。

 

「THE LAST PARTY」今まで下級生とじっくりお芝居をすることがなかったが役を通じて心が通じた。1日2回出ずっぱりで3時間いかに集中力を切らさずに人の一生を演じるか。公演後は本当に一人の一生分を過ごした気持ちになりどっと疲れた、主演としてのエネルギーの使い方を勉強する機会となった。


そして「エリザベート」ルキーニ役。

小池先生からは今までにないくらい怒られた。けど絶対めげない、諦めないと思って挑んだ。客席の反応を感じ、苦しかっだけど楽しかった作品。

 

今後の課題

作品を作る楽しさを感じている、学年も上がってきたので自分のことだけでなく皆のことも目を向けたい。下級生までもが、一人一人自分も作品を作っていると感じてもらえたらいいなと思う、そういう舞台を作っていきたいそうです。

 

これからの男役像

よりカッコよくはもちろんだが、舞台は人としての心が全て出る。一人の人間として成長して引き出しを増やし心豊かになりたい、そういう自分が演じる役が素敵に見えたらいいなと思う。


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下級生時代は人の前を歩くのが苦手。

競争するのが苦手な性格というれいこちゃん。自分は舞台に向いていないんじゃないかと悩んだという…。


そんな方が

今や、2番手さんとして人の前をしっかり歩いています。主演経験やお役を通じて精神面も成長されたのでしょうね。謙虚に努力されてきた結果です。

今後の課題、下級生にも作品を一緒に作っていると感じて欲しい、という言葉…。

自分のことではなく下級生のことを視野に入れているところが…すでに。れいこちゃんって意外と(ごめん)人の上に立つのが似合う人なんだなと感じました。

今後の活躍が楽しみです。