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江竜田の滝、現地案内板では『青葉の滝』が最上流の滝になっていますが
『青葉の滝』の右岸の岩場を登るともう一つ小滝があります。
名前の無い滝なので便宜上『青葉の上滝』としておきます。
滝そのものはごく普通の小滝ですが美しい模様の岩盤がお気に入りの滝です。
『青葉の滝』の右岸の岩場を登るともう一つ小滝があります。
名前の無い滝なので便宜上『青葉の上滝』としておきます。
滝そのものはごく普通の小滝ですが美しい模様の岩盤がお気に入りの滝です。
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↑鮫川村 江竜田の滝案内板。
『江竜田の滝』は一つの滝を指すのではなく、
鮫川村江竜田地区にある渡瀬川や大戸中川で形成される
大小様々な滝を総称して『江竜田の滝』と言います。
鮫川村は村名のようにいわき市で太平洋に注ぐ鮫川源流域にある村ですが、
渡瀬川や大戸中川だけは久慈川の支流で、塙町、矢祭町と南下し
茨城県の大子町を流れ日立市と東海村の境界で太平洋に注ぎます。
湯岐渓谷や那倉川渓谷、滝川渓谷、袋田の滝などもみな久慈川水系です。
鮫川村江竜田地区にある渡瀬川や大戸中川で形成される
大小様々な滝を総称して『江竜田の滝』と言います。
鮫川村は村名のようにいわき市で太平洋に注ぐ鮫川源流域にある村ですが、
渡瀬川や大戸中川だけは久慈川の支流で、塙町、矢祭町と南下し
茨城県の大子町を流れ日立市と東海村の境界で太平洋に注ぎます。
湯岐渓谷や那倉川渓谷、滝川渓谷、袋田の滝などもみな久慈川水系です。
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☆江竜田の滝~『青葉の上滝』
渡瀬川の川幅は7,8mあるのですが滝の落ち口を大岩がふさいでいるので
水の多くは左岸(見た目の右側)に偏って流れ落ちています。
でもよ~く見ると大岩の隙間を縫って岩の下からも流れています。
水の多くは左岸(見た目の右側)に偏って流れ落ちています。
でもよ~く見ると大岩の隙間を縫って岩の下からも流れています。
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↑江竜田の滝~『青葉の上滝』 右岸からもわずかですが流れ落ちています。
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↑江竜田の滝~『青葉の上滝』
ここは滝そのものより、岩盤の模様に注目です。
阿武隈山地の福島県南部~茨城県北部にかけては花崗岩と変成岩で形成からなる
阿武隈変成帯と呼ばれ、とくに常磐湯本から西の阿武隈山地鮫川流域に分布する
美しい石を鮫川石と呼んでいます。
専門家ではないので、この岩盤が鮫川石に分類されるのかは分かりませんが
美しい文様であることに違いはありません。
でも水量が多いときは水没し見え難くくなります。
今回はちょうどいい水加減でした(^^ゞ。
阿武隈山地の福島県南部~茨城県北部にかけては花崗岩と変成岩で形成からなる
阿武隈変成帯と呼ばれ、とくに常磐湯本から西の阿武隈山地鮫川流域に分布する
美しい石を鮫川石と呼んでいます。
専門家ではないので、この岩盤が鮫川石に分類されるのかは分かりませんが
美しい文様であることに違いはありません。
でも水量が多いときは水没し見え難くくなります。
今回はちょうどいい水加減でした(^^ゞ。
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【阿武隈変成帯】とは・・・『世界大百科事典』より
茨城県日立地方から福島市東方に至る阿武隈高地は,大部分が花コウ岩類と変成岩からなり,
その北方地域を含めて,阿武隈変成帯とよばれる。
変成岩は福島県南東部の御斎所(ございしよ)街道沿いに最も広く分布し,
東半部は緑色片岩を主とする御斎所変成岩,
西半部は雲母片麻岩を主とする竹貫(たかぬき)変成岩からなる。
これら一連の変成岩類は,ケイ線石‐紅柱石タイプの低圧型変成相系列の典型として
世界的に著名であるが,より古期の中圧型変成岩が複変成作用をこうむったとする見解もある。
その北方地域を含めて,阿武隈変成帯とよばれる。
変成岩は福島県南東部の御斎所(ございしよ)街道沿いに最も広く分布し,
東半部は緑色片岩を主とする御斎所変成岩,
西半部は雲母片麻岩を主とする竹貫(たかぬき)変成岩からなる。
これら一連の変成岩類は,ケイ線石‐紅柱石タイプの低圧型変成相系列の典型として
世界的に著名であるが,より古期の中圧型変成岩が複変成作用をこうむったとする見解もある。
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福島県最南端の滝も含め3週連続で紹介してきた茨城県北部の滝シリーズは
今回で終了です。
でも茨城県北部には紹介しきれていない滝がまだまだあるので
折に触れ紹介できればと思います。
今回で終了です。
でも茨城県北部には紹介しきれていない滝がまだまだあるので
折に触れ紹介できればと思います。