こんにちは。
植毛とSMPの専門医イ・サンジュンです。
薄毛にまつわる色んなお話、
聞いたことがあると思います。
その中でも「帽子を被ると薄毛になりやすい」は
皆さんも一度は耳にしたことがありますよね。
(写真はDR.ジュンの韓国ブログから)
帽子を被ると皮膚に酸素が
供給されにくくなり
毛包の酸素が足りなくなる。
それで薄毛になるか、元々あった薄毛が
さらに進行するという話です。
ですが、これは事実ではありません。
皮膚に酸素を供給するのは
呼吸では無く血液です。
なので、毛包に酸素が届かなくて
薄毛になるというのは間違っています。
帽子をよく被ることで
薄毛になると言うなら
職業柄、帽子を被る必要がある方はみんな
薄毛にならないといけないわけですが
そんなことはないですよね(笑)
薄毛患者様が
頭部を隠すために
帽子をよく被る、という表現が
正しいかも知れません。
ただし、帽子を被る時
額と頭皮が強く引っ張られる場合は
牽引性薄毛になりやすいということ、
忘れないでください!