こんにちは。
植毛とSMPの専門医イ・サンジュンです。
今日はM字薄毛矯正について
お話したいと思います。
男性のM字植毛や
女性のヘアライン矯正において
一番大事なことは
移植した髪の十分な密度と自然さ
だと思います。
一般的には緻密かつ高い生着率が一番大事ですが
それだけでは自然にはなりません。
自然なヘアライン矯正のためには
まずデザインが重要です。
生まれつきのヘアラインを見ると、
大小のギザギザの形になっているのがわかります。
毛包を分離して観察すると
1個、もしくは2-3個の髪をもった
毛包があることが分かります。
移植を行う際
一番外側に髪を1個持っている毛包を、
そして内側(5-10mm)のエリアには
2-3個の髪をもった毛包を移植することで
自然なグラデーションを作ります。
外側に密度の高くて太い髪があると
人為的で不自然に見えるからです。
(左)自毛植毛の前 / (右)自毛植毛から6ヶ月目
M字部位に移植を受けられた
患者さんの写真です。
広い額の面積を髪で埋めて、
前より顔がもっと小さく見えます。
6ヶ月目なので、まだ70-80%くらい完成したと言えます。
これからさらに6ヶ月ほど過ぎた
完成されたお姿が楽しみです^^