こんにちは。
植毛とSMPの専門医イ・サンジュンです。


今日の患者さんはつむじの部分は髪の密度が落ち、M字の部分が後退している典型的な男性型脱毛症の方でした。長い間悩んでいましたが、今回知り合いの紹介で来院されました。まず、一番重要な脱毛症用薬を服用し、M字の部分には自毛植毛で3000本を移植、つむじの部分は永久メディカル頭皮タトゥー(SMP)でカバーすることにしました。

 

 


自毛植毛と永久メディカル頭皮タトゥー(SMP)の術前デザインと、術後の写真をご紹介します。M字の自毛植毛は患者さんのご希望で非切開方式で行いました。右の写真は植毛後1ヶ月が過ぎた時です。

 

 

SMP施術前(左)、施術から1ヶ月後(右)

まだレタッチをする前の写真です。植毛とは違って、すぐ変わった姿を確かめることができます。


自毛植毛後、移植した髪がそのまま伸びるのではなく、個人差はありますが60~80%の髪が術後2週間~2か月の間に脱落します。移植された髪が休止期に転換する過程で生じる現象です。この期間では、事前に説明を聞いたとしても多くの患者さんは手術が失敗したのではないかと不安になっていると思います。脱落した髪は3ヶ月目になると新しく生えて来ます。6ヶ月目になると移植した髪の70~80%が生えて来て、最終的に植毛の効果を実感できるまでは1年という時間が必要になります。また、1年がすぎて生えて来る髪もあります。


薄毛治療に置いて一番大事なのは、自分が薄毛ではないかと気になり始めたらすぐ専門病院に来院されることだと思います^-^)