こんにちは。
植毛とSMPの専門医イ・サンジュンです。

 

脱毛症の治療剤には、低い確率で様々な副作用が発生する可能性があります。多くの男性の方が脱毛症の治療で悩むのは、たぶん性欲減退と勃起不全だと思います。ですが、女性化乳房もさらに低い確率でできる可能性があります。


テストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)という物質に変換されることを抑制し、遺伝性脱毛症を防ぐことが脱毛症治療剤の作用機序ですが、この機序でアロマターゼ(aromatase)が活性化されテストステロンが女性ホルモンに変換されるように誘導します。そして、体内の女性ホルモンが多くなると乳腺組織が発達し、胸が大きくなります。


もちろんこのような副作用の発生確率は1%未満です。ですが可能性はあるので、もし発生することになったら服用の中断を考慮した方がいいでしょう。