今日は新中野弁天での歌ものセッション
というイベントに参加してきました。

この内容が濃くて、
初見楽譜の曲を一度だけ軽く合わせて、
2回目には映像を撮って残して
参加者に配布するというイベントです。

つまり、いきなり知らない曲の譜面を見て、
たった一回だけその譜面通りに合わせて、
あとは本番の撮影です。

打ち合わせは最初の一回目の前に
口頭で少しやるだけで、
その一回の慣らし演奏をやった後に、
微調整部分を打ち合わせをして
本番の演奏をやります。

まあ、参加者のレベルによりますが、
私が一緒させていただいたのは、
元プロと現役プロの方でしたので、
譜面通り、かつ雰囲気抜群の演奏を
一発で仕上げてしまいました。

いざ本番が始まり、
ドラムを叩き始めたのですが、
雰囲気を壊さないことに意識が行き過ぎて、
かなり守りの演奏をしてしまいました。

自分の引き出しの少なさと、
ここ一番で無難なプレイをしてしまう
自分の度胸のなさに凹みました。

モンタナ・キングさんと一緒したとき、
ミスを恐れて小さなプレイをするより、
自分を信じて、自分の感じたままを
思いっきり出すことが表現者として
何より大切である、とあれほど教えられたのに、
今日はその言葉を実践できず、
確実にできるフレーズばかりでまとめてしまい、
悔しくて恥ずかしくて本当に凹んでます。

今度はもっとアウェーなセッションに行き、
知らない人しかいない場所で自分への度胸試しをして、
本当の自信を確立するために動こうと強く思いました。