監督

ダグ・リーマン

あらすじ

デヴィッド(マックス・シエリオット)は、幼い頃に母親が家出して、酒浸りの父と二人で暮らす冴えない高校生。同じハイスクールのミリー(アンナサフィア・ロブ)に憧れるデヴィッドだが、同級生の苛めで真冬の川に転落してしまう。その時、眠っていた彼の能力が覚醒した。次の瞬間、彼の身体は図書館にジャンプしていた。デヴィッドは、テレポート能力を持つ“ジャンパー”だったのだ。その能力を自覚的に使えるように訓練したデヴィッドは、銀行の金庫室に移動して大金を手にする。そして彼は、ミシガンの家から、ニューヨークへと向かった。それから8年。特権的な自由を得て高層マンションに暮らすデヴィッド(ヘイデン・クリステン)は、世界中を気ままにジャンプして遊び、金は銀行から好きなだけ持ち出す生活を満喫していた。そんな彼を追いかけている組織があることを知らずに…。ある日、帰郷したデヴィッドは、バーで働くミリー(レイチェル・ビルソン)と再会する。彼女からかけがえのない安らぎを感じたデヴィッドは、二人でローマ旅行に出かけた。その旅先で出会ったのは、同じジャンパーのグリフィン(ジェイミー・ベル)だった。彼は、ジャンパー抹殺を目論む組織「パラディン」の存在をデヴィッドに伝える。そして、「パラディン」のローランド(サミュエル・L・ジャクソン)が現れた。ミリーを人質にしたローランドは、デヴィッドを罠にかけるべくおびき寄せる。期間限定チームを組んだデヴィッドとグリフィンは、なんとかミリーを救うことに成功し、ローランドを断崖絶壁の荒野に置き去りにした。母(ダイアン・レイン)の居所を知ったデヴィッドは、再会を果たす。彼女もまたジャンパーだった。5歳で初めてジャンプ能力を使うデヴィッドを見た時、殺すか姿を消すかで悩み、後者を選んだと聞かされる。二度と再会することのない母の暮らす家を辞したデヴィッドは、ミリーとこれからの人生を歩むことを決意するのだった……。

TV放送時の編集がひどい・・・CMごとに回想とナレーションなんてウザイだけ・・・

面白いところはあるが全体的には微妙・・・不完全燃焼

酒びたりでろくでなしの父という設定なのだろうが、そこまで悪いやつでもないいい父親であったり、結局助かったのかどうか?パラディンって組織もよくわからない、ローランドも生きてるけど・・・どれもこれも痒いところに手が届かない幹事で終ってしまった。

途中で出てくる、東京はBGにフォーカスがかかっていてよくわからないがなんだか見慣れた日本という雰囲気とは違って見える、ワイルドスピード3の日本よりはマシだが・・・

連続ジャンプの流れでローランドを殴るグリフィンと日本でのフカンでのカーアクションはかなりかっこいい

正直もったいない作品という印象がすごく強い作品でした。

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監督 松原信吾
脚本 安倍照雄
成島出
撮影 長沼六男


あらすじ


丸の内の総合商社に勤務する赤木旬太郎(大沢たかお)は、人事課長として社内での大幅なリストラの陣頭指揮を担当することになった。対象者リストには元上司である金谷(大杉漣)の名前もあり、企業で生きるがゆえの苦痛を背負う。そんなある日、婚約者の明日香(田中麗奈)が夜明けの街を自転車で走っている姿を目撃する旬太郎。装飾デザイナーのはずの彼女がなぜ? 実は明日香は、築地の仲卸の名店『魚辰』の二代目・徳三郎(伊東四朗)のひとり娘だった。体調を崩して入院した父に代わって店を切り盛りする彼女の姿に感銘を受けた旬太郎は、自分も余暇を利用して手伝いはじめる。しかし、厳格なしきたりのある築地市場では、エリートサラリーマンの旬太郎も戸惑うことばかり。『魚辰』の従業員である英二(伊原剛志)からは、足手まといだと叱責される。それでも活気に溢れた市場の魅力に惹かれる旬太郎は、リストラ勧告を受けて早期退職を決意した金谷の生き方にも感銘を受けて、会社に辞表を提出し第二の人生を歩む決意を固める。退院した徳三郎や明日香をはじめ、『魚辰』の従業員一同を驚かせる旬太郎の振る舞いだが、英二だけは旬太郎が誰にも負けない黄金の舌の持ち主であることに気付いていた。一方、10代の頃から『魚辰』に奉公してきた英二は、小料理屋の女将である千秋(森口瑤子)に思いを寄せていた。だが、彼女は片岡青果の若旦那である十四郎(鈴木一真)からプロポーズを受けている立場であり、その恋心を千秋に伝え切れずにいた。十四郎と千秋の祝言の日がやってきた。英二の気持ちを知った旬太郎は、強引に彼を連れて祝いの席に乗り込んで、千秋の本当の心を確かめる。そして、エイジと千秋の結婚式。築地の仲間たちの祝福に囲まれながら、晴れて旬太郎は『魚辰』の三代目となった。

 主人公があまり主人公らしくないなぁ・・・

尺の問題か、主人公の意思決定をする上での動機がどれもこれも薄い感じがして主人公の印象が薄い・・・

むしろ主役はヒロインの兄の方が人間臭く、キャラクターが濃いのでこちらがの方が印象が強い。

旬太郎は、作品の主人公というよりエイジに対するカンフル剤だと見たほうがしっくりくる。

ただこの映画は、人間だけ描いているので、魚河岸特有の知識は何一つ出てこないので作品の印象が薄い。

てかこれ築地である意味の魚河岸である意味も特に無いような・・・

あらすじ - ウォーリー

29世紀。地球の大気圏は、煤けた雲状のスモッグに覆われていた。荒れ果てた地上はゴミの山。そこには、人間はおろか生物や植物の気配すらなかった……。無人の高層ビル群と、ゴミの塊を積み重ねてできたタワーの間を縫うように、一台の小さなロボットが移動している。彼の名はウォーリー。地球に残された最後のロボットだ。ゴミをキューブ型に圧縮、それを積み上げ、地球をキレイに片付けることが彼の任務だった。たったひとりで働き続け、既に700年という時が流れていた。ウォーリーは、ゴミの中から古い玩具や食器、指輪ケース、ライターなど、“宝物”を見つけては、住まい代わりのトレーラーに持ち帰ることを楽しみとしていた。いちばんのお気に入りはミュージカル映画「ハロー・ドーリー」のビデオで、主人公を真似て踊ったり、歌ったり…。しかし、男女が手を握るロマンティックな場面では決まって寂しい気持ちになるのだった。そんなある日、巨大な宇宙船が空から降りてきて、中から真っ白に輝くロボットが現れる。彼女の名はイヴ。まるで天使のようなイヴにウォーリーは一目で恋をした。しかし、懸命に何かを探しているイヴは、彼を相手にしようとはしない。数日後、猛烈な砂嵐が二人を襲った。ウォーリーはイヴを自分のトレーラーへと導き、そして数々の“宝物”をイヴに見せる。そのいくつかに興味を持ったイヴは、次第にウォーリーとも打ち解けていった。ところが、ウォーリーがとっておきの宝物である小さな植物をイヴに見せると、彼女の身体から放たれた光線が植物を包み込んだ。そして、一瞬のうちに植物がイヴの身体に取り込まれ、突然彼女はフリーズしてしまう。ウォーリーがイヴを看病していると、宇宙船が再び出現、彼女を連れ去っていった。ウォーリーは、飛び立とうとする宇宙船を追いかけ、その船体に必死にしがみつく。それは、想像もつかないほど壮大な冒険の始まりだった……。

宇宙船内でのドタバタの中、オートパイロットの命令を振り切り人間達が再び自立し地球に戻ることを決意する。

地球に戻り、壊れたウォーリーをイヴが修理し、ウォーリーは宇宙船内のドタバタで失った記憶を劣り戻す。



表向きは子供向けだがやっぱり少し大人向け?

前半はただただ人間くさいウォーリー楽しむ映画なのだが同型の残骸で自分治すなどちょっとブラックナシーンもある。

後半宇宙船に乗ってからはピクサーの本領発揮とでもいうのだろうか?

ドタバタした話の中に堕落した人間や氾濫するコンピューター等少しブラックナ要素が増えてくる。

館長が自ら立ち上がってコンピューターに反旗翻すシーンは2001年宇宙の旅のパロディとしてBGMもアレンジしたものが使用しされている。

この作品の宇宙船に移ってからは大体2001と2010のパロディ的なつくりをしている。


見所としては機械同仕のキスの解釈をメモリの交換として描き、ラストシーン複線にしたシナリオ見事といわざる得ない。