監督・ルイス・ティーグ
撮影・ジョン・A・アロンゾ
あらすじ
カラン大尉(マイケル・ビーン)率いる米海軍のエリート特殊部隊“SEAL"のデイル・ホーキンズ(チャーリー・シーシ)ら6人の隊員は中東でテロリストに拉致されたへリコプターのクルーを救出するが、エジプト人船員に変装したテロ集団の首領、シャヒード(ニコラス・カデ)を取り逃し、また殺人的破壊力を持つアメリカ製のスティンガー・ミサイルを残してきてしまう。シャヒードの手からミサイルを奪還するため、新たに情報の鍵を握るレバノン系女性ジャーナリスト、クレア(ジョアン・ウォーリー・キルマー)を加えたSEALはテロリストの家族を誘拐する作戦に出るが、ホーキンズの命令無視によって隊員の1人グレアムが命を落とす。自責の念に駆られるホーキンズ。そして傷心のカランを慰めるのはクレアだった。翌日、ミサイルの隠し場所がわかり、SEALは戦下のベイルートへと向かう。銃弾の飛び交う中、隊員のデインが死に、そしてカランまでもが負傷する。カランを抱えてホーキンズらは救助艇の待つ海岸へと急ぐが、既に定められた救出時刻は過ぎ、彼らを待つ潜水艦の姿はなかった。取り残されたSEAL部隊はシャヒードのボートに追い詰められるが、なんとか撃退。その時、救助の潜水艦も現われるのだった。
逆光でシルエットのように映る映像が印象的
夜戦のシーンや途中の夕日をバックにヘリから効果するシーン等 シルエットだけで動く人物の描写は印象に残る。
ウルトラセブン8話やア・フューグッドメンの冒頭の基地からの監視シーン等、夕日や朝日が画面中央部分から強く当たるカットは個人的には好み。
後半の夜戦シーンでのほぼ暗闇の中での戦闘シーンにおいて銃口から出る光で一瞬だけキャラクター映し出されるカットがすこしあるが機動戦士ガンダム第08MS小隊のOPの冒頭のカットを思い出す。