日経平均大幅反発 | 勝手におすすめしちゃいます

日経平均大幅反発

[東京 14日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅に反発した。13日の米株続伸を受けて輸出製造業を中心に買い戻しが加速、ほぼ全面高となった。前日終値比で一時250円超上昇、6月24日以来となる9800円台を回復して前引けた。

市場では米半導体大手インテルの好決算を受けて、企業業績に対する期待感が高まっているという。その後は、上値で機関投資家による売りもみられ、9700円後半でこう着した。

東証1部騰落数は値上がり1418銘柄に対し値下がり162銘柄、変わらずが93銘柄。東証1部の売買代金は1兆2179億円だった。 

米半導体大手インテルが13日発表した第2・四半期決算は、売上高、利益ともに市場予想を上回った。企業向けパソコン(PC)の強い需要が寄与した。円安方向や中国株の反発なども支援材料に、東京市場はほぼ全面高。インテル向けに製品を供給あるいは過去に提供していた「インテル御三家」といわれる新光電気工業<6967>なども上昇した。13日に公募増資の発行価格が1株130円と決定したみずほFGは序盤から買い戻し先行。売買代金は1200億円超にのぼった。

きょうの取引では序盤から買い戻しが進み、一時前日終値から250円超上昇。市場では、日経平均は25日移動平均線(9660円程度)を上抜け、テクニカル面では買いサインが目立ってきているとの見方が出ていた。岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏は「インテル効果が大きい。米景気上向きを連想させる同社の決算内容でハイテク株中心に買い安心感が広がっている」と述べた。

個別銘柄では、日本株全体の買い地合いのなか、東芝<6502>も堅調な値動きだった。同社はきょう午後、米社とのNAND工場新棟の共同運営を発表したが、それを手掛かりとした買いにはつながらなかったとみられている。発表によると、NAND型フラッシュメモリーを製造する四日市工場(三重県四日市市)の第5製造棟について、提携先の米サンディスク(SNDK.O: 株価, 企業情報, レポート)と合弁会社を設立し、共同運営することで合意した。

邦銀系の株式トレーダーは、足元の地合いについて、みずほFGの公募価格が決定して需給が改善したとみている。ただ、目先の展開については慎重で「1万円近辺を固めてからレンジの切り上げ」と話す。そのうえで、6月米小売売上高で強い内容が示されれば「米株買いで日本株はつれ高」との見方を示す。大手証券の株式トレーダーによると、国内機関投資家などがユニ・チャーム<8113>など、これまで比較的堅調だった銘柄に売りを出しているのがみられるという。

きょうは大幅高となったが、株式市場では薄商いが続いている。東証1部の売買代金は大引け近くになってようやく1兆円に達した。市場ではコマツ<6301>など業績見通しを上方修正した銘柄から物色に広がりが出ないことに、懸念の声も聞かれる。25日移動平均線をクリアしている一方、「上昇が継続して早期に売買のボリュームおよび1万円を回復しない場合、25日線は来週にも下向きになる可能性があるので要注意だ」(インベストラスト代表の福永博之氏)という。