新生銀の11年3月期当期利益は125億円予想
[東京 14日 ロイター] 新生銀行(8303)は14日、2011年3月期の連結当期利益が125億円になる見通しと発表した。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト4人の当期利益予想の平均値254億円を下回った。
新生銀は同日、昨年7月に発表したあおぞら銀行(8304)との統合契約の解消も正式発表した。今後は、単独で収益基盤を強化し、あおぞらとの新たな業務提携を検討する。同日会見した新生銀の八城政基社長兼会長は、あおぞらとの統合解消について、システムや資本の面でギャップが埋まらなかったことを明らかにした。
新生銀は、経営の安定化と財務基盤強化のため、経費削減やリスク資産の圧縮、資本調達などの施策を検討することなどを盛り込んだ経営方針を発表した。八城社長は、2010年度内に増資したいと述べた。
一方、6月の定時株主総会を経て八城社長兼会長は退任し、旧第一勧業銀行出身で現いすゞ自動車(7202)取締役の当麻茂樹氏が新社長に就く。当間次期社長は、新生銀の経営戦略について、将来、新たなパートナーを探す可能性も示した。
10年3月期の当期損益は1401億円の赤字となった。2期連続の赤字になり、金融庁から業務改善命令を受けることになる。消費者金融子会社のアプラスフィナンシャル(8589.)やシンキ8568.Tで、過払い利息返還に対する引き当てを積み増すほか、国内不動産投資などのノンリコースファイナンスで評価損・減損や引当金を計上する。新生銀の不動産ノンリコースローン残高は約9000億円ある。
新生銀は、ガバナンスを強化するため、委員会設置会社から監査役会設置会社に経営体制を移行する。従来は、業務執行を執行役が担い、取締役が業務執行の監督に当たったが、取締役会に業務執行の権限・責任を集中させ監査役会に監査・監督機能を担わせることで、機動的な経営判断やチェック・アンド・バランスを重視したガバナンス体制を作る、としている。








新生銀は同日、昨年7月に発表したあおぞら銀行(8304)との統合契約の解消も正式発表した。今後は、単独で収益基盤を強化し、あおぞらとの新たな業務提携を検討する。同日会見した新生銀の八城政基社長兼会長は、あおぞらとの統合解消について、システムや資本の面でギャップが埋まらなかったことを明らかにした。
新生銀は、経営の安定化と財務基盤強化のため、経費削減やリスク資産の圧縮、資本調達などの施策を検討することなどを盛り込んだ経営方針を発表した。八城社長は、2010年度内に増資したいと述べた。
一方、6月の定時株主総会を経て八城社長兼会長は退任し、旧第一勧業銀行出身で現いすゞ自動車(7202)取締役の当麻茂樹氏が新社長に就く。当間次期社長は、新生銀の経営戦略について、将来、新たなパートナーを探す可能性も示した。
10年3月期の当期損益は1401億円の赤字となった。2期連続の赤字になり、金融庁から業務改善命令を受けることになる。消費者金融子会社のアプラスフィナンシャル(8589.)やシンキ8568.Tで、過払い利息返還に対する引き当てを積み増すほか、国内不動産投資などのノンリコースファイナンスで評価損・減損や引当金を計上する。新生銀の不動産ノンリコースローン残高は約9000億円ある。
新生銀は、ガバナンスを強化するため、委員会設置会社から監査役会設置会社に経営体制を移行する。従来は、業務執行を執行役が担い、取締役が業務執行の監督に当たったが、取締役会に業務執行の権限・責任を集中させ監査役会に監査・監督機能を担わせることで、機動的な経営判断やチェック・アンド・バランスを重視したガバナンス体制を作る、としている。