(前回の続き)

今回は宿題となっていた「消えた4次元の謎」について書く。地球のアセンションの話で、なぜ3次元の次を5次元としたのか。

 

これは、現時点でアセンションのプロセスを完了した個人全員が5次元波動であることと関連している。そういう計画が以前からあったということであろう。

 

もちろん、プロセスの途中では4次元波動だった時期も短期間ではあるが経験している。だが、1回のアセンションで3次元から5次元の波動に移行したことは確かである。

 

それで、ややこしいから、途中の通過駅である4次元について言及するのをやめたのであろう。一般向けには、その方が話が明快になる。

ただ、当ブログは一般向けとは言い難いし、読者は覚者・スターシードを始めとして意識レベルが高い方ばかりであるため、この問題についてきちんと解説したい。

「今回のアセンションにおいて地球は5次元にアセンションするのだろうか」

答えはNoである。

過去記事「アセンションのプロセスを解説しよう(2)」から引用する。

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仮に5次元へのアセンションにおける最終到達地点が1001で良ければ、浄化プロセス2は必要ない。しかし、最終到達意識レベルは1001ではないのである。人によって異なるが、2400~18000と聞いている。
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3次元の上限意識レベル=1000
5次元の上限意識レベル=18000
6次元の上限意識レベル=24000
7次元の上限意識レベル=28000
8次元の上限意識レベル=32000
9次元の上限意識レベル=36000
10次元の上限意識レベル=40000
11次元の上限意識レベル=50000
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4次元は消滅したわけではない。この次元ごとの上限意識レベルの表では欠落しているのだが、実は4次元の上限意識レベルは6000である。

 

過去記事で、私の経験上、意識レベル1001や1050などを計測したことがない、アセンションすると意識レベルの数値が一気に跳ね上がると書いたことがあるのだが、実はアセンション後に最初に計測された意識レベルの数値は5800である。その後、しばらく6000くらいに留まっていたことがあった。これは今考えると、4次元から5次元に移行する壁にぶつかったということであろう。


意識レベル6000が4次元と5次元の境界線なので、実は個人レベルのアセンションというのは、4次元にアセンションする人と、5次元にアセンションする人にわかれるのである。

そして、さきほどの引用元の記事で書いたように、今回の転生でアセンションするスターシードは全員が意識レベル10000超まで上昇するのだから、5次元へのアセンションである。おそらく、地球上であと一度生まれ変わるスターシードでも5次元へのアセンションになるだろう。

 

5次元にアセンションする人たちというのは、地球全体のアセンションを成功させるために、地球の意識レベルを押し上げて先導して引っ張っていく役割があるわけである。


しかし、今回は地球上の人のうちのかなり多くの割合の人がアセンションするのである。スターシードのような特殊な人ばかりではない。アセンションにおける最終到達地点となる意識レベルの下限は2400。これは4次元の範囲内の数値である。

4次元にアセンションする人と5次元にアセンションする人がいるということは、地球全体という「場」としては5次元にアセンションするわけにはいかない。

つまり、地球全体という「場」としてのアセンションは4次元へのアセンションということになる。

地球全体のアセンションが完了した後の4次元の地球において、4次元波動の大多数の個人と5次元波動の少数の個人が混ざって存在する時期がしばらく続き、その後、5次元波動まで上昇した個人は次の転生では別世界に移行すると思われる。

スターシードであれば元々いたシリウス等の星に帰ることになるだろう。

そして、今回のアセンションでは、生粋の地球人でも5次元波動にアセンションした人たちがいる。例えばであるが、ブッダの弟子などが既に何人も個人レベルのアセンションプロセスを完了している。

 

この3次元から5次元へのアセンションという、いわば「2階級特進」というアセンションは我々の住む宙域(次回記事で説明)では前例のないことであり、今回の地球のアセンションでの「ボーナス」ということだそうである。


この方たちの場合も4次元の地球に留まることはないので、「5次元の地球」という世界に行くか、あるいは5次元領域が存在するプレアデス等のほかの星に転生するという選択肢もある。

地球全体は4次元にアセンションするという話だったのだが、今「5次元の地球」という言葉が出てきた。これも疑問に思うだろう。

実は現在でも我々が感知できないところに4次元の地球、5次元の地球、6次元の地球は存在する。

6次元の地球にはブッダただ一人が存在している。5次元の地球は現在からっぽで誰もいない。4次元の地球は「霊界」。生粋の地球人が生まれる前にいた世界であり、死後に行く世界。3次元は人口70億人が存在する、今あなたがリアリティを感じている世界である。

これが現在の地球における次元の構造だが、今回のアセンションによって「下限の次元」が上昇する。シリウスの「下限の次元」が6次元であるように、従来の地球の「下限の次元」は3次元だった。これが4次元に上昇する。それに伴って、死後の世界である「霊界」は5次元に上昇する。

ただ、アセンション後の地球の人口の大多数は4次元波動であるから彼らにとっては5次元は「霊界」なのであるが、既に5次元波動となった一部の人にとっては生きている時の世界が5次元であり(ただし、地球全体がアセンションした後の次の転生からの話)、死後の「霊界」が現在ブッダのみが存在している6次元の地球ということになる。

ということであるから、実は「生きている人用の次元・世界」「死んでいる人用の次元・世界」という区別は存在しないのである。同じ5次元といっても、多くの人にとっては「死んだ後の世界が5次元」なのに対して、一部の人にとっては「生きている時の世界が5次元」ということになる。

今回は区切りが良いのでこの辺で終わりにして、さらに次回に続く。