先日、諏訪大社への参拝旅行に行ってきた。諏訪大社への参拝はこれで上社・下社ともに5回目である。上社のみの参拝旅行、下社のみの参拝旅行というのが各1回あったので、参拝旅行としては6回目ということになる。毎年のように参拝に訪れている。

このように、離れた場所にある神社に繰り返し参拝している人はいるだろうか。伊勢神宮などの場合には、そういう人も多いかもしれない。私の場合には伊勢神宮は過去3回の参拝だが、榛名神社には8回行っている。まあ、榛名神社の場合には日帰りで行けないこともないので、多少状況が異なるかもしれない。

諏訪大社は物理的に4箇所に分散した4つの社から構成されており、全てに一度に参拝しようとすると日帰りは無理なので、基本的には宿泊を伴う旅行である。従って、参拝に行くにはそれなりに大変ではある。

それでは、なぜ諏訪大社に繰り返し参拝旅行に行くのか。

答えは、諏訪大社および建御名方神(タケミナカタ)・八坂刀売神(ヤサカトメ)が私の氏神であり、さらに建御名方神は守護神でもあるからである。それに加えて、今年の場合には吉方位旅行でもあり守護霊様たちに参拝に行くように言われたからというのもある。

この記事では、氏神(うじがみ)、産土神(うぶすながみ)、守護神(しゅごしん)について説明したい。

現代では氏神と産土神を区別せず、住んでいる土地の神様を指すことが多い。ただ、元々の意味を考えてみる。

■氏神

文字から判るように、あきらかに氏神とは先祖代々から続く一族の神である。

わかりやすいところでは、滋賀県近江八幡市に沙沙貴神社(ささきじんじゃ)というのがあるが、これは全国の佐々木さんの氏神様である。

 

また、そのものズバリ物部神社のように一族の名称が付いた神社もある(現代では物部さんはかなり少ないが)。


どの一族にも信仰の対象としている神様があったはずであるが、調べるのが難しいケースもあるかもしれない。

私の一族は実はかつては諏訪大社の神官だったようである。祖父の代までは、諏訪から少し離れた周辺地域に住んでいたのだが、祖父が東京に出てきて、そういった情報がわからなくなったのだと思う。家紋も諏訪大社と同じく諏訪梶が使われているのだが、親戚一同の中で自分たちが諏訪大社の神官の家系だったと知っている人はいなかった。近年になって私が発見したのである。

従って、私の氏神様は建御名方神(タケミナカタ)・八坂刀売神(ヤサカトメ)である。氏神神社という言い方をした時には諏訪大社ということになる。

■産土神

これも漢字を見れば、本来は生まれた土地の神様ということが判る。ただし、現在住んでいる土地の神様も大事である。

従って、呼び名はともかくとして自分に関係する土地の神様は、生まれた場所と現住所の2箇所の神様ということになる。

「生まれた土地」とは言っても「生まれた病院がある土地ではない」。生まれた時に両親が住んでいた実家等を指す。私の場合だと、実家の近くに月読神社があったので、本来の意味での産土神は月読命(ツクヨミ)になる。産土神社という言い方をした時には、その実家近くの月読神社になる。

また、現住所については、近くの神社が神明社になるので、産土神は天照大神(アマテラス)と瀬織津姫(セオリツヒメ)になる。

 

神明社でなぜ瀬織津姫が出てくるのか、話が脱線して少し長くなるが、解説しておきたい。


伊勢神宮(内宮・外宮・周辺神社)に関する過去記事の中で「和魂(にぎみたま)」「荒魂(あらみたま)」という概念が出てくる。神宮公式サイトより引用すると<神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。>ということになる。

 

これらの概念について9次元のシリウスの女神様たちに訊いたところ、無理やり作り出した概念であり意味不明とのこと。ただし、これらの概念が持ち込まれた理由は明確にわかる。

 

古代の日本は実は「瀬織津姫」信仰だった。それをある時、人為的に「天照大神」信仰に切り替えた。一般の人がわからないように「瀬織津姫」を隠してしまったのである。

 

「天照大神の荒魂」と呼ばれている存在の実体は「瀬織津姫」である。「天照大神の荒魂」は内宮の荒祭宮に祀られているほか、各地の神明社にも祀られている。だから、産土神が瀬織津姫という人も結構多いはずである。

 

ちなみに、「瀬織津姫」を隠してしまった犯人は、想像がつくかもしれないが「卑弥呼」である。そして、想像を超えた事実としては「卑弥呼」は実はシリウスの問題児「さ○や姫」と同一の存在である。シリウスの最高位に君臨する女神「瀬織津姫」に嫉妬してやってしまったとのことだが、全く反省していないらしい。


■守護神

これは全く考え方が異なる。誰でも守護霊がついていたり、守護天使がついているが、それと同様に守護神がついているという話である。

私の場合でいうと、私の守護霊は罔象女神(ミズハノメ)、守護天使は天使レカベル、守護神は建御名方神(タケミナカタ)となる。

諏訪大社の主祭神としては建御名方神(タケミナカタ)・八坂刀売神(ヤサカトメ)の二柱なのであるが、私個人の守護神ということでは建御名方神(タケミナカタ)一柱となる。

氏神や産土神とは異なり、守護神は霊的能力がある人、ペンデュラム等で調べられる人にしか判らない。

守護神は人生のストーリーを決めるために関係者が一堂に集まる「光の会議」で決定するが、自分と関係が深い神様が担当する。

 

役割としては、人生の中でのピンチの時に助けてくれるのが守護神ということになる。

 


以上をまとめると、私の場合はこうなる。

 

○氏神

建御名方神(タケミナカタ)・八坂刀売神(ヤサカトメ)

 

○産土神(生まれた場所)

月読命(ツクヨミ)

 

○産土神(現住所)

天照大神(アマテラス)・瀬織津姫(セオリツヒメ)

 

○守護神

建御名方神(タケミナカタ)

一番参拝頻度が高いのは、もちろん現住所に基づく産土神になるが、以上の全ての神様への参拝を定期的に行うのが理想ということになる。