神社巡りを趣味とする人にとって、あるいは、そこまでではないけど神社に興味がある人にとって、知っておくと面白いのが古事記や日本神話の世界である。

日本神話について記したものには古事記のほかに、日本書紀やホツマツタエといったものがある。しかし、どれか1冊を選ぶとしたら古事記をお奨めしたい(私は日本書紀の前半やホツマツタエの本も読んだことはあるが)。

こういった本は最初に難しいものを選んでしまうと、最後まで読み切ることが難しいので、簡単すぎるほど簡単な本でちょうどよい。私のお奨めはこれ。神社趣味人の私でもこれで充分という感じだ。

古事記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

今だとマンガの古事記もあったと思うので、そういうのでも良いかもしれない。

古事記に出てくるような日本神話のいくつかは、「日本昔話」のような形で聞いたことがあったりする。海幸彦・山幸彦とか、因幡の白ウサギとか。だから、懐かしい感じもするし、大人版の「日本昔話」みたいなものだから背景がよくわかったりして面白い。

さて、今日は「古事記と日本神話から何を学べるか」「古事記と日本神話の衝撃の事実」について書いてみよう。

まず、古事記や日本神話の世界について、あなたはどのように思うだろうか。単なる空想、単なる神話だろうか。それとも、ある程度事実に基づいているのだろうか。初代の神武天皇以降はある程度本当の話で、それ以前(神代)は作られた話だろうか。

ちなみに、実在がほとんど確実視されている最初の天皇は15代の応神天皇(八幡神社の御祭神)であるという見方があるようである。14代以前の天皇が実在しないということではなく、考古学的な資料が乏しいのだかなんだかで不透明だと。しかし、15代以降はそういった面から考えても、まず確実に存在していたであろうということらしい。

 

逆に言えば、初代の神武天皇の頃は神話の世界と変わらないという見方をしている人たちも多くいるようである。ヤマトタケル(12代景行天皇の御子)の時代は2世紀くらいであるが、これですら話としては神話的であるので、神話と現実の境界線が曖昧である。

では、私の結論を書こう。

初代の神武天皇以降、全ての天皇は実在していた。それのみならず、それ以前の神々たちも基本的に(古事記と日本書紀とホツマツタエでそれぞれ異なっていたりはするが)実在していた。神々たちに関する衝撃的事実は後述する。

 

※    神様から天皇への家系図を簡単に書いておく。天之御中主神(アメノミナカヌシ)-(略)-国常立尊(クニトコタチ)-(略)-伊邪那岐・伊邪那美(イザナギ・イザナミ)-天照大御神(アマテラス)-(略)-邇邇芸命(天孫ニニギ)-彦火火出見尊(山幸彦)-鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズ)-神武天皇


日本神話の話の中で多くの人がとても違和感を感じることがあると思う。そして、それこそが古事記等が示唆している一番重要な点でもあると私は思うのだ。

それは、「天皇(をはじめとする日本人)は神の子孫である」という点。天皇はアマテラスの子孫なのである。初代天皇である神武天皇はウガヤフキアエズという神の子なのである。天皇以外の普通の日本人にしたって、直系ではないというだけで大差はない。そもそも、天皇の家系図だってずっと直系でつながっているわけではない。

つまり、神と人間には境界線がない。

スピリチュアルに全く興味がない人から見れば、違和感があるどころか、全く受け付けない考え方であろう。しかし、スピリチュアル的な知識を持っていれば、これは受け入れられる結論なのである。ここで言えるのは次のこと。

「あなたもまた神である」

ただし、日本神話における神というのは一神教の絶対神、つまりワンネス、源泉、全体意識などと呼ばれる概念とは異なるので、そこは注意が必要。

もっとも、ワンネス、源泉、全体意識などを指して神と言った場合においても、やはり

「あなたもまた神である」

とも言えるのであるが、話がそれるので深入りしないことにする(ワンネス=海、あなた=波)。

 

ちなみに、私は護国神社にも参拝に行くし、歴史上実在した人物(徳川家康、その他の戦国武将、菅原道真ほか)を祀る神社にも参拝に行くが、これは基本的にこの「神と人間には境界線がない」という信念に基づいている。


それでは、「古事記と日本神話の衝撃の事実」に移ろう。以下の話(これまでの話も)は信じられない人、信じたくない人は信じなくても全く構わない。

日本神話における神とは何であろうか。古事記等に出てきて、神社に祀られている神のことである。元々、神話や空想の世界だと思っていたから考えたことがない?

答えは、「日本神話における神とは、高次元存在(高次元の宇宙人)である」。

たぶん最も有名どころだと天孫ニニギの妻である木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)。コノハナサクヤヒメは富士山の神であり、富士山本宮浅間大社をはじめとする浅間神社などに祀られている。そして、日本にはコノハナサクヤヒメ(あるいは「さくや」さん)という高次元存在をチャネリングしている人は何人かいるので、メッセージを見たことがある人もいるかもしれない。つまり、チャネリングの対象として実在しているわけである。

ほかには、大祓詞(おおはらえのことば)に出てくる祓戸四神のうちの一柱である瀬織津姫(せおりつひめ)。彼女を主祭神として祀る神社もあるが、大きな神社の鳥居付近などに境内社として「祓戸社」がある場合があり(神社の入口でまず罪・穢れを祓う)、それが馴染み深いだろうか。彼女のチャネリングをしている人もいるようである。彼女はシリウス系の女神として実在している。私もシリウス系らしいので、親近感がある。

つまり・・・。日本神話の世界で天津神・国津神(あまつかみ・くにつかみ)という言葉があるが、天津神とは高次元の宇宙存在なのである。ということは・・・。天孫降臨というのは、宇宙から高次元存在が地球にやってきて降り立ったということなのである。

あ~、言ってしまった。1ミリも信じなくていいからね。でも、神社とスピリチュアルの両方に興味がある人には普通に信じられる話か。

とはいえ、今回のことを記事に書いてよいかは流石に迷ったので、事前に許可をとった。誰に?ハイヤーセルフ、守護霊様、アシュタールに確認して許可をとった。だから言ってよいのだろう。というか、そろそろ日本人が知るべき時が来たということだろう。まあ、私以前にもこういう話をした人はいたとは思うけど。

そして、最も衝撃的なことは、日本神話に出てくる神と呼ばれる高次元存在のうち何人かは、現在地球上に転生している最中であるということである。スターシードとして・・・。

 

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