アセンションはプロセスである。一瞬で何かが起こって完了するものではない。私にしても、とりあえず意識レベル的に5次元の世界に入ったとはいえ、突然バシャールのようになったなどということはない。3次元に近い5次元もあれば、6次元に近い5次元もある。当然ながら、まだ5次元の入り口に立ったにすぎない。
そして、アセンションとは意識の変容のプロセスである。5次元では不要となる観念、感情を抱えていてはアセンションはできないのである。従って、そのプロセスにおいては、自分の内面を直視し、不要な観念や感情を手放していく必要があることは既に過去記事で述べた。自分のワークとしてもやっていくということ。
しかしながら、アセンションで大変なのは、そのような変革を促す出来事が強制的に発生するということである。はっきり言えば困難な出来事が人生の中に起こる。これが本当に苦しくて大変なのである。
少し前の時代までであれば、覚醒すればそれで終わりであり、以降の人生は幸せに暮らすことができたのではないかと思う。ただ、覚醒後は意識レベルが固定されてしまって、それ以上上昇しないとどこかで読んだ気がする。このブログで使用している意識レベルの概念を提唱したデヴィッド・ホーキンズ博士の書籍では、人生を通じて意識レベルが数ポイントしか上昇しないのが普通と書いてあったと思う。だから、覚醒は極めて稀な出来事なのだが、覚醒して意識レベルが820になったら生涯820だし、覚醒して900になったら生涯900ということである。
ところがアセンション時代である。覚醒しても終わりではなく、まだまだ変革が続くのである。意識レベルが1000を超えるところまで変革のプロセスを続けなければならない。少し前の時代の本には(現代の本でも?)こんなことがよく書いてあった。「まず、神の王国を求めなさい。そうすれば、あとのことは自然とついてくる」。人生には色々な困難や問題があり、1つ1つ解決していてはきりがない。しかし、神の王国に入れば(覚醒すればという意味)全てが解決すると。私もそれを信じて覚醒への道を歩んできたのに、覚醒してもなお人生から困難がなくならないのであるから驚いた。
バシャールが言うには、アセンションのプロセスで困難な出来事が起こるのは、抑圧されて内面の底の方に沈んでいたネガティブな感情を表面に浮かび上がらせるためで、それを手放して捨てていくことで内面の浄化が進み、最終的に綺麗になって5次元の世界に適応できるように準備が整うのだそうである。
そして、夏至を迎えてようやく内面の浄化が一段落したらしい。夏至の翌日からなんだか気分が良くなったのである。ペンデュラムを通じてハイヤーセルフにも確認したから本当なんだと思う。基本的な浄化は終了し、内面にネガティブな感情は残っていないとのこと。そして、つい先日、これらのことを裏付ける動画を見たのである。今の状況を的確に説明していると同時に、内容にかなり共感した。以下はその要約。
アセンションプロセスにおいて、ファーストウェイバー(First Waver:第1陣の波)のグループに属する人たちは過去数か月で感情の深い部分に残存していた恐れを片付けるワークをしていた。今ではすっかり綺麗になり、彼らの周波数はもはや恐れと共鳴しない。ファーストウェイバーは完全に3次元のタイムラインを離れ、その世界と自分を関連付けて考えることは二度となくなる。ファーストウェイバーは夏至の前後の数週間でそれまでの状況から解放されるかもしれない。そして、新しいエネルギーを具現化するフェーズに入る。
アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者・第2グループ)は現在、自分の恐れのコアに達しようとしている。それを手放すまでは感情のループにはまる。この段階では希死念慮が生まれることも珍しくない。痛みを浄化して手放すことは決して楽しいことではない。3次元的な価値観や被害者意識に揺り戻されることもある。物事を解決する唯一の方法は内面に入って自分を変えること。アーリーアダプターは5次元に定着するに至っておらず、3次元、4次元と絶え間なくスイッチしている。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者・第3グループ・多数派の前半)はようやくアウェイクニングのプロセスに入ったところ。
ここで何が言いたいのかというと、困難が来ることを予め知っていた方がよいということと、それへの対処についてである。
ほとんどの人に困難はやってくる。アセンションの道を進むならば。日月神示でもミロクの世がやってくる前に、嫌というほどの困難がこれでもかと波状攻撃のようにやってくるような記述になっていたと思う。比較的楽なのは、元々の意識レベルが高かった人たち。意識レベル980だった人はあまり苦しまなくても済むかもしれない。ギャップが小さいから、浄化も少しで済む。でも、私の場合は意識レベル400台の時代からはじまって、500台、600台、覚醒、アセンションと進んできたから本当に大変だった。いまにして思えば、本当によくここまでやってこれたなあと思う。自分で自分を褒めてやりたいとは、このことである。
困難、苦しみ、それは意識レベル上昇の糧である。私は人生の中でどうしようもない困難な状況が現れて、本格的にスピリチュアルに入って行った。できれば、引き寄せで自由自在に未来が創れて、何不自由ない人生を歩みたいと思っていた。しかし、それは叶わなかった。そして、さらに深い困難な状況に陥って、悟り・非二元の世界に入って行った。だからこそ、今がある。覚醒、アセンションできたのはその状況のおかげ。自由自在に引き寄せができて、何不自由ない暮らしができて、それで満足だったら今の自分はないことは間違いない。困難な状況が目の前にある人は、自分が強い魂だということに誇りを持ってほしい。あなたには乗り切ることができる。だからこそ、その状況が発生しているのだから。それは、覚醒・アセンションの道を歩むうえで避けては通れない道。
苦しむことは多分間違いないのだけれども、気休めかもしれないけれども、ネガティブな感情が発生した時の対処法は2つある。
1つはネガティブな感情を感じ切って、そのうえで手放し、捨てること。逃げずに正面から感情を感じ切る。斎藤一人さんの言葉を借りるならば、「カルマが出てきて、消えた。だから、よかったなの」。感じ切ったうえで、「抑圧されて自分の内面の底に沈んでいたネガティブな感情が表面に出てきて、これで消えていくんだな」と思う。消えてありがとうと思う。それで、手放すことができる。
もう1つは感謝などのポジティブな言葉や感情で中和して消すこと。これは既に過去記事でも書いている。以下の記事を参照してほしい。
「ありがとうと天国言葉」
「ありがとうと天国言葉 (2)」
私が覚醒した時、ありがとう行の実践はトータル約16万回だった。それで覚醒した。そして、この夏至で内面の浄化が基本的に終わりを迎えた時、ありがとう行の実践はトータル25万回強になっていた。そして、ようやく、過去のネガティブな言葉や思考が打ち消されて、トータルプラスに転じたような気がする。
もし、あなたが人生で苦しみを感じているのであれば、それは楽な人生を歩まない決断をしたから。覚醒、アセンションへの道を歩む決断をしているから。だから、乗り越えて欲しいと思う。
あなたがまだ覚醒していないとしても、あなたが全体意識以外の何者でもないことには変わりがない。あなたは全体意識であり、源泉であり、愛であり、光である。苦しくなったら、思い出してほしい。
「あなたはすでに愛の中にある」・・・大和田菜穂さん
「あなたがまだ息をしているのは、まだこの人生でやることがあるから」・・・K. Angelさん
「人生で困難な状況が生まれるのは、あなたが強い魂だから。楽な人生を歩まない決断をしたから。覚醒、アセンションへの道を歩む決断をしているから。」・・・Fさん
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