神社巡り旅行の5日目は吉野神宮に行った後、下市口駅からバスで丹生川上神社の下社、さらにその先の天河大弁財天社に参拝(省略)。

 

6日目はこの旅行で初めて過去に参拝した神社を中心に巡る日。まず朝一番に久しぶりの大神神社(おおみわじんじゃ)。8時台に行けば少しは人が映らない写真が撮れるかと思いきや、既に人がいっぱいだった。

 

 

 

 

 

日本最古の神社とも言われる。三輪山を御神体とするため、本殿はない。 最後の画像は祈祷殿なのだが、こちらも実は素晴らしい場の気。過去に評価済みだが、安定の評価5.0(満点)、「さすが大神神社」。

 

大神神社には摂末社がたくさんあるのだが、拝殿向かって右手方向には行ったことがなかった。

 

 

これはそのうちの1社である日向神社(ひむかいじんじゃ、正式名称は神坐日向神社で「みわにますひむかいじんじゃ」)。誰もおらず、とてもお奨め。拝殿前に戻ってから今度は左手方向へ。

 

 

久延彦神社(くえひこじんじゃ)。「どこへも足を運ばなくても世の中のことをすべて知っている神様」と古事記に書かれているのだそう。知恵の神様。

 

 

大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)または若宮社。ここは結構好き。この画像を見ても、良い気を発している。

 

ここまでの摂末社は参拝に来る人が限られているが、もう一度祈祷殿あたりに戻ってメインロードの狭井神社(さいじんじゃ)方向へ。

 

 

 

ここには美しい神池と市杵島姫神社もある。そして狭井神社には御神水の湧き出る井戸があり、 汲んで持ち帰ることができるほか、御神水の販売もしている。私はこの先の飲料水としてここでペットボトル1本を購入したが、自分で汲むことができる井戸のことはすっかり忘れており、写真も撮らなかった。また、私は三輪山登拝はしたことがないが、三輪山登拝の受付もこの狭井神社。この画像では神職が注意事項を説明している。

 

過去に評価済みで評価4.5だが、この日の評価は4.0か4.0-くらい。でも、初回参拝時はよっぽど感動したんだな。

 

 

 

狭井神社までは人が多い。ここから徒歩20分の次の檜原神社となると人の数がぐっと減る。とは言え、初回参拝時(4~5年前)と比較するとかなりの人がいた。

 

大神神社から右手方向の日向神社への道も、狭井神社を通って檜原神社へ行く道も「山の辺の道」。万葉集に出てくる道で、記録に残っている道としては日本最古の道と言われている。

 

初回参拝時、大神神社から檜原神社も歩いているが、石上神宮から 夜都伎神社を通って大和神社へも「山の辺の道」を歩いていて、後者は1時間程度の散策だったのだが、記憶では確か1人にしか会わなかった(逆方向から来た人)。「山の辺の道」は最古の道だけど、現代では歩く人はほとんどいないんだな、という感想だった。

 

まあ、大神神社寄りだから人が多かったのはあるだろうけども、今回は「山の辺の道」を歩く人がこんなにいるのかと驚いた(前回比)。

 

 

檜原神社は元伊勢。それを感じさせる正統派の神社。ここも初回参拝時の評価4.5だったが、今回評価は4.0くらいか。

 

今回は初めて檜原神社のさらに先へ。と言っても、大神神社関連はここで終わり(たぶん)。延喜式内の名神大社、穴師坐兵主神社(あなしにますひょうずじんじゃ)へ。

 

 

誰もいない境内、独特の雰囲気。緑に囲まれた神社。かつての名神大社も、もう誰も参拝に来なくなってしまった(凋落した神社もたくさん見てきた)・・・と思っていたら後から1組参拝者が来た。名社というほどではないが、まずまずの神社。評価3.5。

 

ここまでで一連の神社巡り散策は終了して、巻向駅から電車で奈良に移動。

 

ここではまず未参拝の奈良県護国神社に行き(私は護国神社の巡拝も意識しているので)、その後、春日大社といくつかの周辺神社を巡るつもりだった。しかし、奈良駅から護国神社方面(途中に春日大社を通る)へのバスが大渋滞。14分で着くはずのバスが50分以上もかかってしまい、せっかく組んだ旅程がその時点でパー。

 

 

 

護国神社は神社のジャンルとして一般的に人気がなく、画像のように誰もいないかそれに近いことも珍しくない。と同時に、画像のように広大な境内と威風堂々の佇まいが私は好きなのである。評価4.0+。

 

例外はあるけれども、各地の護国神社はこのパターンが多く、護国神社以外では橿原神宮がこれである。また、今回の旅行の中では吉野神宮もこのパターン。

 

さて、次の予定は春日大社だが、当社からの帰りはバスに乗るべきだろうか。行きに14分の予定のところを50分かかったバスをバス停で待つ意味があるだろうか。バスは折り返し運転のはずだから、時間通りに来るはずもないだろうし、いつ来るかもわからないバスを待つのはあり得ないと思い、徒歩で春日大社へ。すると、歩いている途中に3台のバスに抜かれた(笑)。歩いている時間は約30分で、バスは確か20分に1本くらいのはずだが、なぜ3台に抜かれるのか不明である。

 

奈良公園周辺は渋滞するだけあって、春日大社も凄い混雑。

 

 

初回参拝時も混雑はしていたけども、さすがにこんなに人が多くはなかったと思う。以前来た時も今回も有料(500円)の「特別参拝」というのがあった。普通は拝殿前で参拝なのだが、「特別参拝」では本殿近くで参拝が可能。以前は20~30人単位で説明付での参拝だったのだが、今回は説明なしで自由に移動して自由に参拝するスタイルになっていた。たぶん、あまりにも人が多すぎるから変更になったのだろう。

 

春日大社は初回参拝時評価5.0で、奈良県では大神神社と並んで満点評価の神社だった(今回の旅行で丹生川上神社の上社・中社が追加になった)。しかし、自分が好きだった春日大社はもう失われてしまったのかもしれない。限界を超えて参拝者が増えた結果、良さが失われてしまったように感じられる。今回評価は4.0-くらいか。

 

場の気の良さが分からなくなる主な要因は、「極度の悪天候(特に大雪)」「夜」「工事中」そして「人が多すぎる」。初詣が典型。基本的に人の気はマイナス要因で、良い場の気を打ち消してしまう方向にいく。人が少ない早朝参拝でもすればまた違うんだろうか。仕方ないと言えば仕方ないし、残念と言えば残念。

 

この後、周辺の神社をまわった後、石上神宮に行く予定だったのだが、予定が狂ったので全てキャンセル。しかし、考えているうちに石上神宮にはどうしても参拝したいと思うようになり(5年ぶりくらいなので)、翌日に予定の一部を変更して参拝に向かうことになる。

 

現代神名帳 大神神社

現代神名帳 久延彦神社

現代神名帳 大直禰子神社

現代神名帳 狭井神社

現代神名帳 檜原神社

現代神名帳 穴師坐兵主神社

現代神名帳 奈良県護国神社

現代神名帳 春日大社


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