一般的に言って、悟りまたは覚醒などと呼ばれる事象が起こるとき、それは前もって予測不可能と言われる。まだか、まだかと言っているうちは悟りへの執着があるということであり、ラメッシ・バルセカールは悟りの一歩前の段階で「(悟りに到達するかどうかなど)誰がかまうもんか」という段階があるとしている。

 

しかし、ここに非常に稀な例外がある。私はペンデュラムによるダウジングをしてハイヤーセルフに訊いてしまったのである。これは禁断の技なので、おすすめはしない(あまり運命に関することや、実現時期について質問をするのはよくないようだ)。ペンデュラムについては、また別の機会に書いていく。ともかく、「私は6か月以内に悟りますか」に対する回答がYes、「私は3か月以内に悟りますか」もYes、1か月も1週間もYesになったものだから、いよいよ来たかと嬉しくなったのである。

 

元々、悟りへの道の最終段階であることは自覚はしていた。非二元の書籍を読み始めてから2年ほどになるが、ほぼどの書籍を読んでも内容が全て理解できるし、書かれているメッセージに対する反発もない。いわゆる知的理解としては行き着くところまで行きついた状態。あとは大和田菜穂さん言うところのエネルギー的な変化待ちであった。

 

そして、2016年12月下旬から車のナンバーなどでゾロ目等のエンジェルナンバーと呼ばれる数字をよく目にするようになったのである。それは、この場合恩寵の一歩手前であることのサインであることは知っていた。エンジェルナンバーについても別途書いていくが、最初の頃は「1111」「5555」などのゾロ目、最後の段階では「9999」「3333」などのゾロ目を多く見るようになっていた。これはそれぞれの数字ごとに天使からのメッセージがあり、それゆえにエンジェルナンバーと呼ばれる。掻い摘むと、「1111」は「エネルギーの扉が開いたので、思考が実現します」、「5555」は「重大な変化が訪れています」、「9999」は「ついに完結の時が来ます」、「3333」は「アセンテッドマスターがついています」。

 

こうなってくると、悟りへの最終段階に入ったことはメッセージから判る。そして、「あなたにはアセンデッドマスターがついています」ということだから、当然、誰なのか知りたくなるのは自然の理である。そこで、以前に買って持ってはいたペンデュラムを使ってみることを思い立つ。

 

ちなみに私についたアセンデッドマスターは11次元の存在と言われるアシュタール(=サナト・クマラ=聖白色同胞団の創設者)である。べつにチャネリングができるわけではないので、声は全く聞こえないが。ペンデュラムはYes/Noの質問にしか答えてくれないから、「私についたアセンデッドマスターは誰々ですか」という質問をあたるまでやってみるしかない。少し前に「神性を生きる―アダマス・セント・ジャーメインからのメッセージ」という本を読み返していたので、1回目は「アダマスですか」と質問するとNoの答え。全然わからないから、片っ端から知っている名前を聞いてみようと思い、イエスやブッダは違う気がしていたけど2回目は「ブッダですか」と質問するもNo。そこで、最近アシュタールからのメッセージの動画をよく見ていることを思い出し、「アシュタールですか」と質問するとYesの回答。

 

こうしてペンデュラムが非常に優秀なツールであることがわかると、ほかにも色々な質問をしてみたくなる。そこで最初に書いた「私は6か月以内に悟りますか」などの質問をしはじめたというわけである。これが今思うと2017年3月9日のことだったのだと思う。1週間以内に悟るということだから、ここからは何日以内というよりも何時間以内という質問の方が正確だなと思い、最終的に36時間以上、48時間以内にその瞬間が来るということになったのである。悟り予定日は3月11日、しかも午前中であり自宅ではなく外出中にその時が来るということまで突き止めた。

 

(長いので続く)