虎丸(11か月)は生後2週間で我が家の屋根裏から救出されました
小さい虎丸は、上手にミルクを飲むことができず、本当に大変でした
何個も哺乳瓶を変えてみたり 穴の大きさを変えたり ちびっとの量を飲むことすら時間がかかるので、湯せんをしながら気管に入らない様に慎重に・・・慎重に・・・
毎日ちいさいスケールで体重を量って
お願い 飲んで 少しでも飲んで と祈りながら
離乳食の時期がきたら、たくさんのフードを試す
昨日は食べてくれたフードなのに、今日は食べてくれない
そんなことはしょっちゅうで・・・
ごはんより 遊びたい 遊ぼう遊ぼう わーい ガブっ!!
寝不足でふらふらの私の両腕は、のちに獣医さんに哀れられた程のひっかき傷と噛み傷だらけでした
まあなと家族になる前に、保護した臍の緒のついたままの赤ちゃん猫を生後2か月にも満たない時に急に亡くした経験があったから、消え入りそうな子猫が怖くて怖くて仕方がなくて
もう少し食べようね 大きくなろうね 強くなろうね
そう願い語りかけながら育てました
・・・・
何が どこで どうして こうなったんだろう
今の虎丸はゴリッゴリッに大きく育ち
食べることが大好きで、食事の時間になると目の色を変えます
(本当に変わります 猫が変わります)
体重で計算して必要カロリーを割り出した量を与えていて、体重も一歳未満にしては重めですからこれ以上は与えるとさすがに良くなさそうですし、まあなの過去の糖尿病の件もあったので置き餌はしていません
虎丸の腹時計はあまり正確ではなく、食事時間のかなり前からそわそわしだします
そしてお皿を持った私が登場すると、待ちに待った!という勢いで雄たけびが始まります(過去動画がそうです)
きっと初めての人は怖がるレベルで
これは..猫なのか・・・ と思うでしょう
そう食事の時の彼は猫ではないのです
あれは可愛いモグワイが豹変したグレムリン・・・
まるでダイソンの掃除機並みの吸引力で1分もしない間に自分の分を平らげてしまい(噛んでません吸ってます)対照的に1粒ずつ上品に噛んで食べている龍之介の分まで奪おうとするので、食事の時は扉で仕切りますが、龍もドン引き顔するほどにやばい子です
たくさん猫を育ててきましたが、私はこんな猫は初めてで
そんなに食べたいのなら、どこまで食べるのか見てやろうと一度試したことがありました
こちらが心配になるくらいの山盛りカリカリを2杯お代わりをして3杯目を少し残し彼は初めてギブアップしました
あ・・・ あ・・・ という感じで動くのも苦しそうにゆっくりで・・・
そして大きなゲップをしました
ほらね たくさん食べすぎたら苦しいでしょ?
やめようね わかった?
ところがどっこい彼はわかりません
そんなこたぁ知ったこっちゃありません
ブレない漢なのです
なんでこの子はこうあるのか、悩んで調べてみました
1 野良猫時代に飢えていたトラウマ → そもそもこの子の飢えた野良猫時代は、24時間あるかないか
2 精神的なもの → これは・・あるかも 私が忙しくて寂しいのかな・・・と思いましたが、龍之介と一緒に過ごしている関係性は悪くないし・・ まぁ 様子見です
3 食べ終わったお皿をずっとなめ続けている子は、ただ卑しいだけ
・・・・・ 確定