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さて、新たな相棒と共にスロット生活での再出発。


この頃、元のホームであったマルハンパチンコタワー渋谷店が大規模リニューアル中だったので、マルハン新宿店を一時的に使っていました。


この頃は夕方からのサラリーマンの人達に打ってほしいという営業もあり、18時頃からスーツ着用の人限定で高設定台開放抽選会をやっていたのですが、一部の専業が似合わないスーツやネクタイしてきてその列に並んでいました。

これは正直見苦しかった。朝から打ちに来てツモれなくて一旦帰って着替えて並ぶ。いやまあ確かに勝ちに貪欲と言えばそうかもしれないが、お店側としては真に相手したい客はお前たちじゃ無いぞ、というのは明らか。


店と共存することがパチプロやスロプロとして最も大事なこと、これを考えずに後先構わずガツガツするのは自身の寿命を縮めているようなものです。

案の定、このサービスはすぐに終わってしまいましたし、わざわざ着替えて並んでいる連中もほとんど当たっていなかったよう。

時間の無駄でしかない。朝からツモる努力をしなければいけません。



この時の主力は北斗の拳と不二子2、猪木自身あたり。しかしすぐに渋谷がリニューアルオープンしたために戻ることになります。


ここでも主力は北斗の拳。

夢夢ワールドDXやカイジはかなり6を打てたし、鬼武者3も辛かったせいか相当設定を入れていたようです。

それからバラエティーにもかなり力を入れてくれたので、ストリートファイターⅡに闘神雷電、ガメラハイグレードビジョンなど、その日のイベントや狙いに合わせた機種選びをしていたので、他の常連から見てもかなり不思議な立ち回りをしていたと思います。


やっぱり、臨機応変に立ち回るのって難しいんですよね。自分たちが打つほとんどの台のデータを印刷し、設定が入ったであろう場所をデータ化して記憶することでその後の立ち回りを大きくサポートすることができます。

まだまだそれなりに機種の設置期間が長かったのも良かったですね。


人気があって設置も多かったのに、全然打っていないのは押忍番長。とにかく6の機械割と勝率が低くてネックでした。

俺の空も全然打たなかった。その代わり北斗の拳SEは相棒がかなり打って相当な貢献をしてくれました。これこそ相性の成せる技、あの機械割の低さが信じられないぐらい毎日勝っていて、仲良くなった店員からもヒキ強すぎとか言われてもいました。

1列全6とか朝から札が刺さっていたので楽でしたね。


逆に私はこのSEで良い思いをした事ないです。多分これが普通でしょう。


夜からの設定4以上発表で答え合わせもできたし、バラエティーのピンポイント狙い、主力機種は北斗の拳、銭形、鬼武者3、カイジ、南国育ち、バラエティー、秘宝伝、北斗の拳SE、と変遷していき5号機も登場してきました。


常連仲間とスキーに行ったり食事に行ったり、従業員とのコミュニケーションも良好で楽しい毎日でした。


ちなみに相棒はめちゃくちゃ負けず嫌い。気が強い、そして口が悪い、やられたらやりかえす、曲がったことが大嫌い、せっかち、という性格のせいでトラブルに巻き込まれることしばしば。

やはり女性というだけで、ハイエナに張り付かれたり台取りで揉めたりすることが多かったんです。


整理券無しの台を店員に退けてもらってキープしたらその客が戻ってきて揉めたり、多分強く言えば引き下がると思われるんでしょうね。

先に相棒が取ったのにわずかに遅れてモノを投げ込まれたり、後ろの客に追い抜かされそうになる、再整列時になんとなく割り込まれそうになるなど、結構ありました。


特に、当たり台に座っていた時に全然知らない人から、「上にジュース置いてキープしてただろ」など因縁をつけられたことも。

しかし、「はあ?元からアタシが打ってる台だよ、どっか消えろ!」と言い返したり、


割り込まれそうになった時は

相棒「ちょっとお前何番だよ?」

男「〜番だよ」

相棒「嘘つけ番号見せてみろ。」

スッ…相棒より5番ほど後ろ。

相棒「全然違うじゃん、恥ずかしい奴」


とかトドメの一撃まで食らわせる始末。


元の性格もあるけど、スロット生活をしているとある程度こうなってしまうのかな?

過去の女性スロッターも気が強い人ばかりだったし。


パチンコ、パチスロ、ゲームってやはり女性というだけで叩かれたり舐められたり見下されたりする、そういったことが多い気がします。