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F1~あの先にある栄光~

F1~あの先にある栄光~は、1994年サンマリノGPで発生した事故の真相を追及するものです。

小説風に書いていきます。更新は2か月1回のペースでやっていきたいと思います。
タイトル写真:BigTallGuy

そしてまさにこの「同時に」という言葉が私に恐ろしい推測をさせてしまった。


テレメトリーデータの改ざんは“レイヤーカラー”の入れ替えか?


パワステのデータとステアリングにかかる圧力データが入れ替わっていたとしたら。


バンプに乗り上げた瞬間にステアリングにはある程度の圧力はかかるだろう。


いくらフルスロットルで抜けるコーナーだとしてもGフォースは発生するからだ。


タンブレロコーナーを通過する時、若干ステアリングは左に切られていた。


その状態でバンプに乗り上げるのだからテレメトリーデータが示すように数値が一瞬だが跳ね上がるのも理解できる。


この一瞬上がっている数値が示すものがパワステの油圧ではなくステアリングにかかる“ちから”を示すものであると考えるなら。。。


その後一旦はちからが抜けていくことにも納得ができる。


なぜならフロントのダウンフォースを失っていたならタイヤは宙に浮いているのと同じようなものだからだ。


その後タイヤがロックする。


すぐにタイヤのロックを解きマシンの向きを変えるためにステアリングを素早く2回操舵する。


僅か1秒半の出来事だ。


この2回の操作を反映しているのが後半にあるデータの跳ね上がりだとするのであればいったいこの推測の整合性は何を示しているのだろうか。


私にはもうそのようにしか見えなくなってしまった。




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