去る10月、競輪界のスター選手である村上義弘選手(京都)が現役引退いたしました。
ハッシュタグにあります「魂の走り」と形容された その存在感ある走りとレーススタイルは競輪ファンの心をとらえて離さないもの。実は私自身もここ十数年間ずっと好きだった選手であり、もし村上選手がいなければ 今もここまでは競輪ファンを続けられなかったかも知れません。
というのは吉岡稔真選手という競輪界におけるカリスマ的選手の2006年限りでの引退は、私にとって死刑判決に等しい出来事。それでも村上選手こそは引退した吉岡選手の後を引き継ぎ競輪界を背負っていくにふさわしい選手だと感じ、その後は村上選手を追って応援してきました。つまり村上選手がいたからこそ、そのまま引き続き競輪ファンをやれたと言っても過言ではなかったくらい。別の事情で応援する選手と同じレースに出走する時は泣く泣く村上選手の走りを見守っていました(^0^;)。
2010年頃、向日町競輪場が赤字により廃止の危機に直面した時もありました。私も微力なから立ち上がり、場でもらった署名活動用紙をいっぱいコピー。全国の競輪ファン仲間に郵送したり、岸和田・大垣競輪場のガイダンスコーナーに託したり。そしてひと頃の危機は脱した向日町競輪ですが、何よりも村上選手ら京都選手の頑張りあってこその感があります。
そんな村上義弘選手の引退イベント、幸いにして仕事が休みだった幸運に感謝します。えっ、仕事の日だったらサボっ…そこはノーコメントです(^^;)。
さて当日、開門前から熱心なファンが並びます。よく現場で見かけるファンの姿(「よしひろ-!」さんや「いながき-!」さん、前橋のビックレースほっといて来たみたい)もネ(^^;)。イベント開始前からスタンドには彼らが持参したグッズ そして全国からのファンと競輪場が用意した品が掲示・展示されます。