私なりの視点で振り返りたいですが、今年は言うほど現地観戦してません。その辺りは悪しからずです。

開幕ダッシュを決めて首位を走るチーム京都と出遅れたチーム兵庫・チーム大阪。特にチーム大阪の開幕からの連敗は予想外でした。細かい勝敗はオフィシャルサイトをご覧いただくとして、ここまで15ゲーム消化して京都が単独で8勝などと誰が予想したでしょう?
さて 2チームだった昨年は11勝で優勝でしたが3チームの今年は優勝ラインが上がり、最終的に13±1勝辺りとみています。逆に言えば6~8敗ですからチーム大阪(現7敗)はもう負けられないところまで来てます。2位に価値がない以上 今後は兵庫・大阪の両チームが京都戦に必勝態勢の起用になることは間違いありません。昔の王者阪急ブレーブスが各チームからエース級をぶつけられたような展開になるかも知れませんが、それでこそ 三つどもえの激戦でしょう。

日程消化に視点を向けますと、ここまで天候には比較的恵まれて15試合を3/26~5/9までの45日間で消化。5/10~6/30までの52日間で残り15試合を消化すると考えれば多少のゆとりができます。負傷選手も出ていますし、なんとかここで態勢の立て直しをはかってもらいたいトコです。
ただ 今後はワールドカップ合宿で主力欠場が考えられます。私は覚悟してますが、あくまで一ファンの私感であり、女子プロ野球ファンの総意ではありません。後期の開催も含めてこの辺りの事前発表はないのでしょうか?

選手のレベルについて語れるほど精通してませんが、今年になってこれほどまでショートというポジションの重要性を痛感するとは思いませんでした。昨年まで両チームのショート、確かに打撃は川端選手 守備なら厚ヶ瀬選手が一枚勝ってますが あくまでも高いレベルでの差でありリーグの看板選手です。チーム大阪のルーキー達が決して高くないレベルでポジション争いをしているさまや 厚ヶ瀬選手欠場の穴を埋める田中幸選手が不慣れなポジション(とは言っても元ショート)に大苦戦したのをみると、仮にワールドカップにより川端・厚ヶ瀬両選手が欠場した場合のゲームに対して不安は隠せません。
もうひとりだけ取り上げると 開幕戦でストライクが入らなかったルーキーが、あれから登板機会無いように思います。一から鍛え直してる最中かも知れませんが、それなら開幕戦に投げさせた意味も無いような気もします。是非とも早いうちに登板の機会を希望します。

集客について言わせてもらいますと、昨年の2/3か1/2くらいでしょうか?明らかに少ないです。ファンが自身の意志でHPなどを調べないと日程が分からないのは致命的でして、イヤーブックにすら日程が載ってなかったのは痛かったです。今年はスポーツ紙の広告も見かけませんが 私がたまたま掲載されてないものしかみてないのでしょうか?せっかくネットで評判になったCMもテレビではみかけません。もっと積極的な告知を願いたいです。
ただひとつ、今年は有料入場者増加が見込めます。子どもの日に開門後やって来た知り合いが「今 入場券買うのに五分くらい並んだ」そうです(←覚え違いで「五人」だったかも知れません)。昨年はあのFCチケットが収益に大きな打撃だったでしょう。仮に入場者減でも収益増だったとしたら痛しかゆしです。但し長い目でみたら入場者減は見通しが暗くなるので対策は必要ですね。

書くのを迷いましたが やはり書くことにしますと、せっかく3チームになったというのに登板する投手がマンネリにあります。5/5に登板した小西投手が9日も登板して完投。まさか13日のホームゲームも投げるのでしょうか?京都は9日のゲームでストッパー塩谷投手を温存し、苦戦ながらも勝利を勝ち取りました。勝ち越している余裕からの起用といえばそれまでですが故障も心配です。