出口戦略。
全体から逆算して、今やることをやる。
教師の場合は、年間の授業計画をすべて計算して、
現状のノルマを遂行するというものだ。
エクセルに記入する。
多少の変化はあるにしても、記載通りにほぼ実行していく。
工場の機械のように、クールに黙々と。
ホッカイロのように、ホットに熱弁で。
そして、今日のノルマ完了をエクセルでチェックして、
明日のノルマを考え、備える。
この場合、明日のことだけを考えているのではない。
全体計画をみたうえでの明日のノルマだ。
それは、キャッチャーが年間のシーズンを考えて、
ピッチャーにその一球を求めるかのように、伏線があるのだ。
何より、この出口戦略の最大の利点は、
テスト作成に向いているということだ。
テスト作成。
これは、教師に予想以上の負担をもたらす。
一テスト、およそ3日間(3時間×3)くらいかかるだろうか。
学期のテストに3つくらい抱えたら、結構な労力だ。
担当の他の先生に一度見せて、加筆修正し、また見せる。
そしてまた、加筆修正する。
それを日常の仕事の業務と平行させて作成するから、
負担は増大する。
それがストレスを生み、仕事が嫌になり、
生徒に向き合えなくなる。
教育全般の業務に支障をきたす。
悪循環に陥るのだ。
したがって、
このテスト作成をいかに効率よく、
負担少なく乗り切るのかが、
教師の仕事の出来具合を左右するといえる。
つづく
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