木守柿は秋の季語。
収穫する時に2~3個ちぎらずに柿の実を残しておく風習の事である。
翌年の豊作への祈りであったり、自然共生と言う日本人の言い伝えである。
私が子供の頃は「全部ちぎるなよ。鳥に残しておけよ」と両親に言われていた。
今の日本人に欠けているのは自然との共生ではないだろうか。
昔は家庭でも色々と神様に祈る機会があった。内神様や火の神様、田の神様、水の神様祀りとあった。
今、科学が発達して来ている。
でも、自然と共生する気持ち忘れないようにしたいものだ。この事は私達の年代の責任でもある。
