久し振りに兄家族が我が家に来てくれた。
兄、義姉、甥、甥の娘(中学3年)である。
久し振りでもあったし、夕刻でもあったので
我が家が見つからず、途中で電話をくれた。
家内がすぐに迎えに行ってくれた。
兄は小さい頃からおとなしい性格で私とは正反対だった。
そのようなことで、私は兄をないがしろにしていたのだろう。
小学低学年の頃、余程立腹したのだろうか、兄が私を叩きはじめた。
両親もそれを見ていたが止めることはしなかった。
たぶん弟が兄をないがしろにしていることを心配していたのだろう。
心を鬼にして兄のすることを見ていたのだと思う。
それ以来、兄とケンカすることは一度もなかった。
兄は今でもおとなしい。昨夜も酒を静かに飲んでいたし、
人のしゃべるのを静かに聞いていた。
近頃の兄を見ていると親父に似てきたなあ~と思う。
私は親父から叱られた記憶が全くない。いつも寡黙だった。
まして、親父が他人の悪口を言ったのを聞いた覚えもない。
その分、母親が私たちの躾をしてくれた。
母親は私に「天に唾するような事だけはするなよ。いつかは
自分に返って来るぞ」とか「先祖様に恥をかかせるようなことだけはするな」
とか言っていた。
兄家族の来宅で、久し振りに今は亡き両親を思い出した。
まだまだ両親の域まで自分はなっていないが、目標とする
両親がいるだけで幸せな事だと思う