私が現役時代の事である。

ある職員の机に「正義は勝つ」と書いて貼ってあった。

正義とはなんだろうと、それを見るたびに思っていた。


辞書を引いてみると、正しいすじみち。人がふみ行うべき

正しい道と書いてある。

この意味は理解できるが、正義は勝つとなると難しい。


たとえば、宗教についてはイスラム教やキリスト教や仏教等が

ある。信者にとってはその教えが正義の判断の基になる。

また、アメリカとイランのように国が違っても正義のとらえ方が

違ってくる。


偽りの戦争はないと思う。それぞれの国が我が国こそが

正義だと主張する。だからこそ、命を懸けた戦になる。

つまるところ、正義とは自分の側から見ての正しいすじみち

を言う事になると思う。


さて、私の机には「後悔しない秘訣は決して同情しないことである」

と書いて張って置いた。

常にこの言葉を見ながら、自分の弱点をカバーしたいと思っていたのだろう。

人は皆「天上天下唯我独尊」のようである。