金子みすゞの続きです。


「私と小鳥と鈴と」


私が両手をひろげても、

お空はちっとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のように、

地面(じべた)を速(はや)く走れない。


私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように

たくさんな唄(うた)は知らないよ。


鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。



   ●私はこの詩の中で特に好きな部分は

    「みんなちがって、みんないい。」です。

    人間同士でもみんな違いを持っています。

    それは、たぶん、神様が与えてくださった

    違いなのでしょう。その違いを認める、

    心の広さが必要なのではないでしょうか。


    いじめはそんな心の貧しさ、狭さから来ている

    と思います。

    みんなちがって、みんないい。 

    この言葉をもう一度考えてみましょう。