佐土原健康福祉祭りが行われた。
私たちのボランティアグループも中学生4名、高校生2名、
専門学校生2名と一緒に高齢者疑似体験に出演した。
私たちのボランティアグループは活動の一環として
町内の小学校5校、中学校3校で福祉体験学習を実施している。
車いす、アイマスク、高齢者疑似体験などを体験させることで
思いやりの心を持たせようという学習である。
話は変わるが、NHKで今夏の永六輔さんを追ったテレビが放映されていた。
10年前、奥さんを亡くされた永さんが作られた句が印象に残った。
「看取られる はずを看取って 寒椿」
この句を作られたのは寒い日のことだったらしい。
生き物の寿命は分からない。
大切なのは寿命を活かしきることだと思う。
口蹄疫で殺処分された牛や豚たちの無念さが
まだ、この地球に漂っているような気がする。
