心が叫びたがってるんだ。
人と本音で向き合うことが苦手な高校3年の坂上拓実はある日、担任教諭から地域ふれあい交流会の実行委員に任命されてしまう
他にしゃべることができないことからクラスメイトから変わっていると思われている成瀬順
優等生の仁藤菜月
野球部の元エース田崎大樹が選ばれた
これまで接点のなかった4人だったが、それぞれ心に傷を抱えていた担任の思惑で交流会でミュージカルを上演することになり
準備を進めるうちに順と交流し
彼女の秘密を知った拓実は、歌なら大丈夫かもしれないと促す
順は拓実の優しさに好意を寄せるようになり菜月は自分の想いを諦め
そして夢を追う順の姿に大樹は好意を寄せ始める
目の前の人に好きと言えず、すれ違う4人
そして、交流会当日「やっぱり歌えない」と順は会場に姿を見せず
拓実は順を探しに行く
舞台は、主役不在のまま幕をあける…
たまたまですが劇場に観にいった日の夜にアニメ版が放送されました
(芳根京子のツイートで知りました
)
実写版では拓実が主役の設定ですがアニメ版は順が主役なだけに描写は順の割合がかなり多かったようです
もっとも芳根さんを見たかった私としてはOKです
細かい描写が少々違いますが特によかったのは野球部の後輩との話で
最後の片づけに連れてくるシーンは劇場版の方が
違和感なく入れたと思います
芳根さんは制服はまだまだいけますミュージカルのシーンでは少々堂々としすぎていたような
時々見せる笑顔は印象的
大樹役の寛一郎さんは負傷して野球ができなくなってふてくされた元エースが
立ち直っていく様子を好演していました
特に最後の大樹の告白は
個人的には実写版の方が良いと思いました
先生の 「ミュージカルには奇跡が起こる」クライマックスでも言ってほしかったな
「な、起きただろ」って
荒川良々さんならアニメ版以上に効いた言葉になると思うんだけどな