ラスト・ブラッド
チョン・ジヒョン(猟奇的な彼女)小雪(ラスト・サムライ)のアクションホラー
(というジャンルがあるかは知りませんが)と期待して見に行きました
チョン・ジヒョン、アクション頑張ってますよね。なぜ米軍基地内のアメリカンスクールにセーラー服
かは置いておくとして、いかにもワイヤーアクション
な動きは微妙ですが、三つ編みセーラーの女の子が日本刀
振り回すなんざあ、なかなかお目にかかれないですからね
私的にはセーラー服は「スケバン刑事
」以来戦闘服ですから。年齢的には「セーラー服
はつらいだろ」と思ってましたが、どうしてどうして結構いけてます
時代的にスカート
の中はブルマなんですかね(完全エロオヤジ)
オニゲン役は小雪さん。美しいですよ何と言いますか、「オニ
」ですから人間とは違う妖艶
さとでも言いますか、ただ美しいだけではないある種の怖さ
とでも言いますか、その辺が海外作品
で重用されるところなんでしょうね。残念なのは出番が物足りない
もう少し見せ場があってもいいかと思います。いかんせん最後のサヤ
オニゲン、あっさりしすぎではないですか
正直「えっ、もう終り?」
と思ってしまったくらいですから、やたらしつこく復活
してくる敵もどうかと思いますが、少々あっさりすぎるのでは
それとサヤとオニゲンの関係は普通に見ていれば早い段階で予想がつきます
アリス役のアリソン・ミラーも悪くないです個人的に欧米の役者で良い(可愛い
)と思う人は少ないですが、この方は結構好きなタイプです
出演者で忘れてならないのは倉田保昭さんでしょう日本のアクションスター
の草分け的存在ですよ。私らの世代には「Gメン75」
の定番「GメンVS香港空手」、忘れられませんよね。もう60歳を超えて
らっしゃるのですが、まだまだ若いもんには負けん
(と言ったかは知りません
)とばかりに素晴らしいアクションを見せてくれます
ところで、なぜハリウッドとかの映画で刀を持たせるとやたらと回転
させたがるのでしょう?周りにいる敵を刀を持って自ら縦
やら横
やら回りまくってぶった切る。あちらの作品
にはやたら多いような気がします
私の場合OVAとか見ていなかったのですが、その分比較
とか気にしないで見れたのでよかったのかもしれません
普通に見れば結構面白い作品だと思います
でも日本でいわゆる大衆受けするかと言われれば賛成は出来かねます
そうそう、米軍基地の場面はアルゼンチン
で撮影したらしいのですが、ミラージュ(ダガー?)やスカイホークがさりげなく映っています
ミリタリ―&飛行機オタク
には生きた雰囲気が出ている(基地に展示しているのとは違う)懐かしの軍用機
を見れると言うことがポイントアップの一因ではありますが