スラムドック$ミリオネア
本日は映画の日暇を持て余している人はドンドン観にいってください
まだまだ時間はあります
さて本作は、言わずと知れたアカデミー賞○(忘れた)冠作品あまりその手の作品は見ないのですが、ボリウッド
に興味ありなので見に行きました。
ストーリーはあまり気をてらった感じもなく、スラム街に住む若者がクイズ番組で色々ありながらも一攫千金、愛する女性も獲得する
ハッピーエンド。それまでの波瀾万丈な人生にクイズの答え
があるという、時々見掛ける「人生に必要な事は○○で学んだ」とか「○○は僕の学校だった」的な話
といった印象です。カースト制度とか、拷問とか
数年前から「BRICs」の一員として発展著しいインドですが、多くのひずみを抱え込んでいるのが現実なのでしょう。
主人公が人生でたった一度聞いた事をあの緊張の中で思い出すのは大したものです、という突っ込みはヤボと言うものでしょうか
良く過去と現在の話をちりばめながら描かれる場合は何がなんだか分からなくなる作品
がありますが、本作はそんなことはなかったです。過去を演じている子役も上手です、あのトイレ
に飛び込むシーンは撮影ですから実物ではないでしょうが、それでも度胸は要ったでしょう。気になるのは子役だった女の子
に人身売買疑惑が出ていること。映画の外でもインドの光
と闇
が現れています。
作品よりも私は「クイズミリオネア」がイギリスが発祥で世界中でやっていることを知りませんでした。と言うより日本のミリオネアも見てませんけど
みのもんたさんあまり好きではないので。セットや音楽
、クイズの形式なんかが同じところをみると本家のライセンス的なものがあるんでしょうか。本作に出てくる司会者
をみるとみのさんと似た感じのところもあるので、司会者の基準みたいなものもあるのかも知れません。それかあのての濃い人
じゃないと番組を仕切れないのか
作品としては良くできていると思いますが、アカデミー賞○冠と期待値をあげすぎると厳しいかも。ですがハリウッドの金とCG
に頼る「超話題作
」よりは私としてはかなりよかったのは確かです
最後に気になったのはエンドロール前のダンスシーンあれは何?インド映画にはダンスは欠かせないものなんでしょうか。