いのちの戦場 | 好きこそモノの上手なれ

いのちの戦場

イベントの後、本日は映画の日と言うことで、場所を変えて映画鑑賞。で、観てきました。しかしこの作戦は失敗だったかも。作品自体は秀作です。アルジェリア戦争なんて日本人の何割が知っているかわからないような話ですが、戦場で壊れていく兵士の様子が淡々と描かれることにより戦争の惨たらしさが表現されています。フランス版プラトーンと言うのもあながちオーバーではないと思います。途中に中尉が休暇で本国に帰った時の話を入れることにより一段と戦場の悲惨さが強調されている感もあります。気になったのは映画の内容ではありませんが、観客の中にフランス軍の制服やらを着ていた集団がいたこと。しかも終わった後に談笑していました。多分あの人たちは出てきた装備とかを見て「あーだこーだ」盛り上がるのでしょう。私もミリタリーには興味がありますから、装備は気にならなかったと言えば嘘になりますが、見終わった後しばらくはそちらの話をする気にはなりません。兵器はある種の造形美がありますが、それだからこそ、彼ら(兵器)が一度も実戦を経験しないで退役してくれれば良いと思います。たしかかなり前のマンガ「ファントム無頼」のセリフにあった「抜かずの剣こそ我らの誇り」(細かいところは正確ではありません)。鈴木咲ちゃんのイベントで気分が明るくなって、映画で重くなりました。逆にしておけばよかった(×_×)<時間的にむりでしたが>。