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私は可能な限り良いギターを買うのを趣味にしています。

そこで今現在のレスポールに関する回答を書きます。

 

2021年の還暦記念に19年のR0を何となく買ったのを切っ掛けに、一気に20数本のヒスコレ系を買いました。
それ以前も2009年の40thに始まり、2003年BZFから限定のアーティストモデルも含めて、数本のレスポールを所有して来ました。
それを踏まえて今までに分かったリイシューレスポールの総括をしたいと思います。
概要としては2014年迄のヒスコレはダメ。
それ以降のTHとそれに準ずる仕様を買うべき。
近年の日本仕様は明らかに本国仕様より劣る。
簡単に言うとそんな感じです。

2015年にTHが発表されて、やっと本来のリイシューと呼べるレスポールになりました。
それ以前は姿形だけのリイシューと言って良いです。
現代物で唯一違うのはネックの組付け方だけです。
50年代当時は先にネックを差して、後から指板を貼っていた様です。
非常に効率が悪いので、それを改めて現在に至ります。
これが音質に差を齎すのかは私には分かりません。
でも、可能ならオリジナルと同じ製法で組んで欲しいと願っています。
懐古趣味と言われてもそれを望みます。

一部では2000年代から年々材の低質化が進んでいると言われています。
私はそうは思えません。
一部の限定品には良い材が使われています。
基本的にレギュラー品とは差が有ります。
それらの高額限定品を手にした事が無い人は知らないだけだと思います。
ヒスコレ系には明確にグレード差、ヒエラルキーが有ります。
標準のヒスコレはそれなりの物です。

50年代迄のマホガニー、所謂良質のホンジュラスマホガニーは光沢が有ります。
それがホンジュラスだけでは無い様で、近年物の良いレスポールにも光沢感の有る材が使われています。
ホンジュラスマホガニーでは無い筈なので、他産のマホガニーでも同等の物が有る事が分かります。
レスポールのボディーの大半はマホガニーなので、良いレスポールの絶対条件は良いマホガニーに起因する事は明白です。
良質のマホガニーで作られたレスポールが悪い筈が無いです。
マホガニーならではの甘くてふくよかなれど、芯の有るスッキリした音が出ます。
これがカッティングも不得手としない理由だと思います。
ミックスポジションでのカッティングに不満を感じる人はいないでしょう。

現在普通に購入可能な最良のレスポールがWildwood Spec Murphy Paintedなのは明確です。

R8が結構良い感じ♪ | 無駄遣いは楽しいが、それでもやっぱり無駄遣い (ギターとその周辺) (ameblo.jp)

ヒスコレ購入を検討されている方へ | 無駄遣いは楽しいが、それでもやっぱり無駄遣い (ギターとその周辺) (ameblo.jp)

日本向けのMurphy Labとは同じメーカーのギターとは思えない程の差が有ります。
特に日本向けは低品質なので、その差には驚くばかりです。
最廉価のR8 Glossなら送料・税金の総額で150万円位で買えます。
R8でも日本向けのR9より遥かに上質な材で造られ、トムさんならではの美しい塗装のレスポールが手に入ります。
国内でイマイチのレスポールを買うなら安心・安全な本国ディーラーのWildwood Guitarsから買うべきです。
一部では海外通販では無金利の分割払いが使えないのでハードルが高いと聞きます。
良い大人がそんな事を言ってないで最良のレスポールを買うべきです。

150万円の予算が準備出来ない人は人は良いレスポールは諦めて下さい。

そこそこのレスポールでそれなりの満足で我慢するしか無いです。

それが最良のレスポールだと言い聞かせるのもアリです。

辛口ですが、残念ながらそれが現実です。

より予算を用意出来るならこれも有ります。

現地で購入して、持ち込めば大丈夫かも知れません。

Gibson自らが究極の1959年リイシューと呼ぶレスポールです。

Gibson launches Murphy Lab 1959 Les Paul Standard limited run reissues with Brazilian rosewood 'boards and Tom Murphy exclusive finishes – in a vintage market running hot, is $20k good value? | MusicRadar

約300万円ですが、その価値は充分に有ると思います。

皆大好きハカランダ指板のフルスペックレスポールです。


頑張って稼いで良いギターを買いたいです。

 

宜しくお願いします。