何時もご覧頂きありがとうございます。

 

今回の新ネタMurphy LabはHeavy Agedです。

このHeavy Agedが且て無い程の進化を遂げています。

予てから本体のAged具合と部品とのアンバランスに不満を持っていました。

それが、今回のはほぼ払拭されています。

 

トップハットノブです。

始めてここに完璧なAgedがされました。

裏側の塗料の緑青、プラスチックのアンバー変化、頂部の引け、良くぞここ迄って感じです。

サードパーティーのレプリカパーツでも此処までの再現は見た事が無いです。

更にアップです。

ポインターもきっちりとAgedです。

ノブは15年のTHまで本当にちゃちいのが付いていました。

TH以降はカッコ良いのですが、Agedにもそのまま付いていました。

ポインターも含めて此処まで再現したのは初めてだと思います。

少なくとも多数所有するAgedでは見た事が無いです。

 

TOMも良い感じです。

両サイドの丸みが再現されているのでカッコ良いです。

初めてエレベーションナットにも適切なAged加工がされました。

でも、テールピーススタッドの傷は要らないかな?

 

この写真だけをみたら本物のバーストかと勘違いします。

それ位自然な仕上がりです。

 

RUリングは本体も取り付けネジも程よい感じです。

リングは角が微妙に均されていて、摩耗を再現しています。

でも、PUカバーは均一な仕上げなのでイマイチです。

弦間と両端のコントラストが欲しかったです。

表面の劣化具合は良い感じです。

 

PGは凄いです。

”どうだ、此処までやれば文句は無いだろう!"と言う感じです。

表面の変色に留まらず、変形まで再現しています。

ネジも完璧です。

サードパーティーのレプリカでもここ迄のは例が無いと思います。

 

トグルスイッチです。

今までもポーカーチップとナットはAged加工がされていましたが、遂にスイッチシャフト迄手が入りました。

ここもずっと気になっていたので良い感じです。

 

ポジションマークの色味も良いです。

ここまでやるなら何で当時と同じ柄のパーロイドを使わなかったのでしょうか?

それが残念です。

何時の日かイタリア製の材を使う事を期待します。

指板は真っ黒の超良材です。

 

ストラップピンも抜かりなくやっています。

 

バックプレーも完璧です。

初期のコレクターズチョイスでは見られましたが、その後は手付かずでした。

スクリューも抜かり無いです。

 

以上、Gibsonが過去最高・究極の59年リイシューと謳う、超本気のレスポールです。

本気度は本体に留まらず、部品にも及び大満足のレスポールです。

これに納得しない人は本物のバーストを買うしか無いです。

 

よろしくお願いします。