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続きです。

 

ネックエンドの形状が独特で複雑です。

トップから浮く様に接合されています。

トップの振動を妨げない造りだそうです。

手前のネジはPGの取り付け用です。

 

ボディーはVOSより綺麗ですが、金属部はHeavy Agedです。

1stオーナーは余程の多汗症だったのでしょうか?

意外と痛んでいます。

ちょっとアンバランスでは有ります。

 

PUは外して確認していませんが、ナンバードステッカーPAFだと思われます。

抵抗値は測定していませんが、ハイパワーな感じは有りません。

 

fホールの内側も綺麗なバインディングが施されています。

美しいスプルーストップと相まって素晴らしい景色です。

でも、この不細工なノブが雰囲気をぶち壊しています。

ソンブレロノブと言うんですか?

このデザインは大嫌いです。

これはゴールドのスピードノブに交換しようと思います。

 

セレクタースイッチです。

これもトップの振動を妨げないようにゴムを介してマウントされています。

果たしてこれがどれ程の効果を発揮するのは不明ですが、そこまでやるか!と感心します。

 

ネックのヒール部です。

ウェザーチェックが見えます。

所謂Agedでは無く、本物のヒビです。

人工的な物とはやっぱり違います。

 

この周辺にも少しのウェザーチェックが確認出来ます。

こちらもやっぱり人工的な物とは随分違います。

本当はこんな感じになるんですね。

多層バインディングが豪華さと美しさを演出しています。

 

ソリッドギターとはかなり違いますが、かなり慣れて来ました。

それにしても素晴らしい音色です。

70年代以降のギターをヴィンテージ何て呼ぶほど愚かでは有りませんが、この1969年製はぎりぎりヴィテージに近い特徴を持っています。

 

宜しくお願いします。