何時もご覧頂き有難う御座います。

 

L-5CESNは公務員(USPS)の手で運ばれているので、未だに米国内を彷徨っています。

UPSかFedExなら成田で通関が終わっている頃です。

 

それはさて置き、L-5CESを購入するにあたり買うべき年代を決定する要素の一つにヘッドロゴのインレイは絶対に無視出来ない物でした。

そこでその時に比較した売り物件個体から拾って来ました。

不人気機種なので今現在も売れていません。

 

先ずは一番カッコ悪い1971年のヘッドです。

1970年と同じですが、かなり残念なロゴです。

私の1976年 Les Paul STDもこのロゴです。

ロゴのデザインからやる気の無さが伝わります。

ノーリン体制の毒牙に冒され始めています。

この個体は状態も悪いので除外。

 

1977年です。

大分マシになって来ました。

流石に1971年のロゴは評判が悪かったのでしょうか?

反省の後が見えます。

これでOの上が開いていればかなり良い感じです。

惜しいです。

 

1978年です。

1977年と同じ物でしょうか?

改善は見られません。

当然これも除外です。

 

何と、新品の2023年です。

今年も作られていたんですね。

もう本当に最後の最後の個体だと思います。

有る意味貴重な個体かも知れません。

2019年で変更された現行のロゴです。

これは私的には文句の付けようが有りません。

カッコ良いです。

でも、貫禄が無いのが残念です。

 

私の1969年です。

ロゴ的には上の2023年の方がカッコ良いです。

トラスロッドカバーはこの形状が最上級機種のみに採用されたデザインです。

外周のザグリが大きく違います。

このデザインのトラスロッドカバーはこの年が最後です。

自然な経年劣化が貫録を感じます。

と言う事で、合わせ技でこちらの勝ちです。

 

1968年です。

文句なしにこれが一番カッコ良いです。

でも、この個体は尖がりカッタウェイなので除外です。

でも、素晴らしいコンディションです。

これが丸いカッタウェイなら考えたと思います。

 

Gibsonが良い音なのは、ロゴがカッコ良いからだ!とまで言われています。

マニアにはとても大切な物なので絶対に手を抜かないで貰いたい要素です。

その昔、ヘッドに燦然と輝くGibsonロゴに憧れなかったギター小僧は居ないと思います。

それ程の存在です。

レスポール同様、数多くのパチ物が存在します。

でも、それらが例えどんなに良い音でもこのロゴが無いギターは欲しくなりません。

そもそもアーチトップギターはGibsonの物です。

オリジナルは絶対に偉いです。

 

宜しくお願いします。