竹、シュロ縄で 土壁の下地、 竹木舞を施しました。
見えないところまで 純天然の素材を使用した土壁。
この土ですが
塗る 2か月前に 赤土(三加和町)と稲わらを混ぜて、発酵させます。
土の中の微生物が 稲わらを分解すると ひびの入りにくい 強力な
壁になります。
塗っているときに
「なっなんですか・・・。 このにおいは・・。」
というような香りが充満。
この香りこそ 荒壁 が 熟成している証拠です。
塗っている職人は 実家が 酒蔵で 麹 が 発酵している香りを経験したことがあるという
貴重な経験の持ち主です。
「酒蔵は、こんな香りがしてました。 なんか 懐かしいです。」
と話していました。
微生物さまさまですね。
粗塗り→ 中塗り → 仕上げと 3回塗ります。
完成が 楽しみです。