ツバをつけとけば治る
昔は少々の怪我なら「ツバをつけとけば治る」と言われたものだ。
動物は実際に自分で傷口をペロペロ舐めてますからね。
人間も口の中を噛んで怪我をしたり、熱い物を食べて上あごの皮がベロっと剥けても知らぬ間に治っている。
唾液の９９％は水分だそうだが、残りの１％に凄い成分が含まれているとのことだ。
例えば、デンプンを分解するアミラーゼ、殺菌作用のあるリゾチーム、ウイルスなどを無効化するIgA、皮膚や粘膜の増殖を促進する物質（EGF）などがある。
唾液こそが自然免疫の要なのだ。
「歯を磨かないと虫歯になる」と刷り込まれてきたが、小学生の頃は全く歯を磨かなかったし、その後も朝に１回しか磨いて来なかったが、未だに虫歯は一本も無い。
虫歯菌の有無の差もあるのかもしれないが、唾液には殺菌作用や菌の増殖を抑える働きがあるので、質の良い唾液を出していれば虫歯菌は抑えらえるのだろう。
医者や製薬会社は儲けるために平気で嘘をつくので、歯磨き粉を使って食後や寝る前に歯を磨けと言っているのだ。
いくら歯を磨こうが、唾液量の減る睡眠時に口呼吸で口腔内が乾燥する方が致命的である。
私は食事は基本早食いなので、そんなに咀嚼回数は多くないと思うが、口の中に食べ物がある間は水分は取らないですね。
しっかりと唾液で柔らかくしてから飲み込む感じか。
そうすることで自然と唾液の分泌量が増え、胃腸などの粘膜の保護にも繋がっていたのだろう。
納豆や発酵食品などが体に良いというのも、納豆菌や乳酸菌などが口腔内のセンサーに反応し、IgAなどが多く分泌されるのかもしれませんね。
食後３０分は唾液が多く出るというのも、口腔内を洗浄するためだろう。
その間に歯の修復も行われるので、食後３０分は歯を磨かない方が良いと言われている。
私の場合は食後は舌を使って歯をベロベロ舐めて掃除していました。
知らず知らずのうちに歯を唾液でコーティングして守っていたのだろう。
加齢による免疫力の低下に比例するように、加齢により唾液の分泌量も減少します。
自然免疫の要である唾液が減ると免疫力が下がるのは必然ですね。
ワクチンとかマスクとか糞の役にも立たないコロナ対策をするよりも、唾液量を増やす食事や食べ方、口呼吸で口腔内を乾燥させないなどの対策の方が実用的である。
もう一度、自然免疫という基本に立ち返って自分の体を守りましょう。