インサイドアウト
金本チルドレン達を再生させない限りタイガースの未来は無い。
そのためにはドアスイングを修正する必要がある。
先ずはバースのバッティングを見てみよう。
4割近い打率を残し、50本以上のホームランを打ったということは、バッティングのメカニズムが良かったということだ

先ず構えは肩の高さくらいに手の位置があり、スタンスも広くない。
どの打席でも下の画像のように脇を締め、肘が脇腹に付くようなポイント(パワーポジション)が必ずあることに注意して見て欲しい。
クリアな画像にすると次のような形である。
脇が締まり肘が体に付くような感じになり、肩が少し下がってる状態ですね。
この形にすることによって下半身と上半身が連動し、インサイドアウトでバットが出せるようになるのだ

外の球も、この脇を締め腕を畳んだ状態から外に向かって腕を伸ばしながら打つので逆方向にホームランが打てることになる

相撲の突っ張りや、ボクシングのストレートパンチも、脇を締め腕を畳んだ状態(パワーポジション)から腕を伸ばすことによって強い力が出せる

金本チルドレンを見ていると、高いところで構えて脇が開き腕が伸びた状態から、腕を畳むように打ちに行っているからインコースが打てないし、ショボイ打球しか飛ばない

なんせ体の使い方が逆なのだ

重心の使い方も、軸足と頭を固定して、肘を体に付けると同時に腰だけを投手方向に出すように使う。
腰を回転させて打つのではなく、後ろから前へ振り子のように使って打つのだ。
肩も横に回転させると開いて外が打てなくなるのでご法度だ

スタンスも肩幅よりも少し広いくらいでいいし、構えやトップの位置が高すぎると脇を締め腕を畳んだポジションまで行くのに時間がかかり振り遅れる原因になる。

まとめとして、脇を締め腕を畳んだ状態(パワーポジション)を必ず作り、そこからグリップエンドで打ちに行くように腕を伸ばしながらバットを前に押し出すように打つ 

これを身につければ少しでもバースに近づけるだろう。
また、この技術を身につけない限りインコースは打てないし、右打者は左投手を打てませんよ。