今日は『気(氣)』が気になったので考えてみた。
この気何の気 気になる気になる♪
この気何の気 気になる気になる♪
気とは、中国思想や道教や中医学などの用語の一つで、根源的なエネルギーのようなものらしい。
体の調子がよく、健康であることを「元気」と言ったり、心や体に不調または不都合が生じた状態のことを「病気」というが、心や体の状態の良し悪しを決めているのは全て『気』なのだろう。
中医学の漢方、鍼灸、気功などは、気の流れを改善して体を治すというものだそうだ。
「病は気から」という言葉があるが、この気も気分や精神的なものではなく、中医学における『気』のことらしい。
ただし、西洋医学には『気』という概念は無いそうである。
ヨガや太極拳なども「呼吸法」を通じて『気』を整えるものらしい。
空気を吸って『気』に変えるのだろう。
腹式呼吸でゆっくり吸ってゆっくりと吐くのが特徴か。
ここで良く出てくる言葉が 臍下丹田(さいかたんでん)ですかね。
臍下はへその下のことで、丹は薬、田は作り出す所と言う意味で、ここで『気』を作って全身に送りだすそうだ(もっと複雑らしいが、ざっくり言って)
武道などではこの臍下丹田が重要視される。
気合とは、「精神を集中させて事に当たるときの気持ちの勢い。また、そのときの掛け声。」のことを言うが、臍下丹田で『気』を作り出すことで生まれるのだろう。
腹から声を出すことで気合も入る。
プロ野球のキャンプでも、腹から声を出すことによって下丹田が刺激され集中力が上がり、怪我の防止にもつながるのではないだろうか。
ピッチャーが打席で打ったりして走った後、「呼吸を整えてからマウンドに上がれ」と言われるが、ゼーゼー、ハーハーと浅い肺呼吸でなく、腹式呼吸で精神を安定させ集中力を高めてから投げられるようにしろということだろう。
また、緊張をほぐすために「深呼吸をしろ」とよく言われるが、これも単なる肺呼吸ではなく腹式呼吸で丹田を意識することで精神的に落ち着けるはずである。
プロ野球のキャンプでも、腹から声を出すことによって下丹田が刺激され集中力が上がり、怪我の防止にもつながるのではないだろうか。
ピッチャーが打席で打ったりして走った後、「呼吸を整えてからマウンドに上がれ」と言われるが、ゼーゼー、ハーハーと浅い肺呼吸でなく、腹式呼吸で精神を安定させ集中力を高めてから投げられるようにしろということだろう。
また、緊張をほぐすために「深呼吸をしろ」とよく言われるが、これも単なる肺呼吸ではなく腹式呼吸で丹田を意識することで精神的に落ち着けるはずである。
後は、「笑う門には福来る」という言葉があり、医学的にも笑うことが健康に良いと証明されているが、「笑い過ぎて腹が痛くなる」と言ったり、「腹がよじれるほど笑う」と言うが、笑うことによって腹(臍下丹田)が刺激されることで『気』の巡りも良くなるのだろう。
思春期の娘で「箸が転んでもおかしい年頃」というのもあるが、やはりゲラゲラ笑っている娘は元気なイメージですね。
何かとストレスの多い現代社会、臍下丹田を意識した呼吸法をしてみたり、カラオケで腹から声を出して歌ってみたり、腹がよじれるほど笑ってみたり、ジェットコースターやお化け屋敷で腹の底から「キャーキャー」言ってみたりして、目には見えない『気』をコントロールしてストレスを発散し、元気に過ごそうじゃあーりませんか。