猛虎が「ガオー!!!!!」
と吼え、牙をむくことも無く、「ニャー・・・」の一鳴きで終わってしまった。
昨日は3-0で勝ったものの、今日は0-6と倍返しの敗戦であった。
1回表、大谷が自己最速の163kmを含む160kmオーバーのストレートと、高速フォークのコンビネーションで3者連続三振。
「突然ガバチョ!」もビックリのショーヘイ・ショータイムでしたね。
「そのストレート、ちょっとマテオでそ」
その裏、岩崎が先頭の陽に先頭打者ホームランを打たれて「試合しゅ~うりょ~う」。
岩崎はその後も2本のホームランを浴びるなど5失点。
彼は低めの変化球とタイミングの取りにくいストレートのコンビネーションで、緩急を使いタイミングで勝負する投手なので、そういうリードをするキャッチャーと組ませないと持ち味が出ない。
その辺をベンチが理解しているのかが問題だろう。
7回8回を投げた伊藤和雄はストレートも良く、スライダーとチェンジアップも有効的に使えていたので、もう少し丁寧に投げれば十分戦力になりそうですね。
打線は何の驚きも無く、ただただアウトを積み重ねるだけでした。
監督の言う「工夫」はあったのだろうか?
結局「野球脳」が無かったと理解すればいいのだろうか?
梅野の四球で「パーフェクトは防いだ!」、鳥谷のヒットで「ノーヒットノーランは防いだ!」と虚しい声しか出せなかったですね。
終盤、西岡がレフトやセンターを守っていたが、キャンプでも守っていなかったのではないだろうか。
ベンチに守備に対する意識がどれだけあるのかが疑問ですね。
点が取れるチームなら守備に多少は目をつぶれるが、今日もつながらない打線で完封負けですからね。
滅茶苦茶なことをすることが「超変革」なら考え直さないといけないだろう。
昨日は親子そろって勝ち試合だったが、今日は親子そろって惨敗でしたね。
岩崎の大好物の親子丼はおあずけですな・・・