安全保障関連法案の成立に向け、与野党が激しい攻防を繰り広げていますね。
民主党が「反対だ!廃案だ!」と叫んでいますが、与党がこれだけ強気になれるのは民主党のせいでもある。
「自民党はダメだ」ということで民主党に政権が託されたが、鳩山由紀夫率いる『ルーピーズ』の面々が無茶苦茶にしてしまったので、民主党は信用を全く無くしてしまったのだ。
未だに鳩ポッポはあちこちに飛んで行き、糞をまき散らして日本の恥をさらしている。
そんなこんなで「もう選挙で民主党が支持されることは無い」と踏んでの強行なのだろう。
アメリカのような完全な2大政党だったのなら、こんなことにはならなかったかもしれない。
若者がデモに参加しているのを見て、「そんなことをするのなら選挙に行け」と言う人もいる。
確かに選挙には行かなければならないと思うが、果たして本当に支持出来る政党はあるのだろうか?
今回、安保法案が強行採決されたとしても「自民党はダメだ民主党だ」とはならないだろう。
他に支持できる政党も無く、結局最後は「自民党」になってしまうのだ。
本当に支持できる信頼出来る政党が無いからこそ選挙にも行けないのではないか。
政治に対する失望ですな。
橋下大阪市長は「選挙こそ民意だ」と言っていますが、大阪市長選や市議選では大阪維新の会が勝っても、住民投票では大阪都構想は否決された。
結局、民意とはその程度のもので、その時の雰囲気や空気で決まるものだ。
投票率が低い時点で民意なんてほとんどないし、政治に対する期待もほとんどないのである。
また「大阪都構想だ」と言いだしていますが、住民投票の民意は無視しているのか?
別に大阪都構想に反対でも何でもないが、「選挙こそ民意だ」とか言われると「は?」と言いたくなる。