あいつらは 狡猾すぎて 怖ろしい | Eye of the Tigers

Eye of the Tigers

阪神タイガースやその他気になる話題について書いています

死刑囚と後藤さんの引き渡しについて、ヨルダンがパイロットと死刑囚の引き渡しにしか応じないと言っているが、至極当然のことだろう。


先ずはヨルダン国内の世論がパイロットの解放ありきである。


次に、死刑囚と後藤さんが交換となり、パイロットが人質として残った場合、日本にとって非常に厳しい立場に追い込まれる可能性がある。


非常に狡猾なイスラム国はこれが最初からの狙いだろう。


パイロットの身代金として日本が2億ドルを要求されれば終わりである。


ヨルダン政府が後藤さんを助ける代わりに死刑囚を解放した場合、日本とすればパイロットの為に身代金を払わずに見殺しにするわけにはいかないだろう。


イスラムは日本人を助けたが、日本はイスラムの人間を助けなかったとなり、イスラム諸国から批判を浴びることになる。


身代金を払えば、テロに屈したことになり英米から厳しく非難されるだろうし、にっちもさっちもいかなくなってしまう。


もうすでに、パイロットの身代金は日本が払えと、水面下で交渉しているのかもしれない。


後藤さんとパイロットの命はもちろん大事だが、一歩間違えると厳しい未来が待っている。


結局はテロ組織の要求には一切応じるなということなのか。