旧正月お迎えして。
かなりしっくりとした年の迎え方をしたので、ようやく新たに一年が迎えられる気がいたします。


昨年中、ちょうどグループ展が終わった直後から実際の動きとして始まったお仕事があるのですが、
ようやくある程度のまとまりが見えたのでご紹介したいと思います。


織物の産地、富士吉田にあり、オーガニックコットンの織物づくりを
20年以上続けていらっしゃるはたやさん「前田源商店」さんとのお仕事のお話です。

お友達の服飾デザイナー、パタンナーの小澤優美ちゃんと一緒に
新しいリラックスウェアを展開するのに協力してほしいというご依頼があったことから始まりました。

以前から何度かここでも紹介していましたが、
前田さんのオーガニックコットンの生地を買いに、前田さんのところには足を運んでいたことがあるので、その織物には実際に触れていたことがあり、個人的にとてもファンでもあったので、なんとも光栄なお話ですなぁと、始まったのでした。



最初の話し合いから、何をどう形にしていくか、ということで出てくるのは、

「普段の生活でしていること、
自分たちが一番欲しいと思うもの」を提案していくという流れになりました。

プロダクトを作るという実際の流れについては、
小澤優美ちゃんの普段心がけている「着ごこちのよさ」と「年代を分けない」洋服デザインをそのままに、「冷えとり」や、「部屋と外出」の区別をなくす、であるキーワードを意識して取り入れることで進めていきました。

前田さんのオーガニックコットンで優美ちゃんに仕立ててもらっている洋服を普段着ているので、
とても自然な流れの作業でした。



普段、私はありがたいことに身近にあってオーガニックコットンのここちよさを体験しているので、とてもピンとくるのですが、
オーガニックコットンと、普通の綿の違い。

もしかたら食品にはとても気を使っている方でも、衣料品の素材がどのようにして加工させているのか、ということをご存知ないかたもいらっしゃるのではないかと思います。

言葉として知っていても、実際はどんなものかそれほど知らないものも多々あるのではないかと思います。



オーガニックコットンを取り扱うこと。

知識として知らないこと、知った方がいいこと、伝えていくこと。

たくさん巡りました。

プラス、富士吉田の歴史。
織物作りの職人さんたちの想い。
山梨県の歴史。


ひっくるめて、伝えていくにはとても広く意味することなんだなと。



伝えることを仕事として日々させていただいているところではありますが、
言葉や、ビジュアル、雰囲気で伝えていくことは基本的に必要なことではありますが、
今回としてはとくに

まず、オーガニックコットンのよさというものは、体に触れてみてはっとするくらいの違いがあるので、体験してもらうことが一番いいのだと思っています。


その後で、なぜいいのか、知識として求めてみるという流れ。

とても期待しているところです。




というわけで、

これからデビューとなるわけですが、すべてにおいて完成というわけではなく、
今後も修正、調整しつつよりよい方向へということを思っています。


2014年2/5~7に東京ビッグサイトにて行われる、
第77回東京インターナショナルギフトショーに出展で初お披露目。

その後のことはまだ割と決まってないという(笑)おおらかさ。



ちょいちょい、ここでも紹介できたらと思います。

WEBサイト作りがこれからなので、先にFBページを立ち上げました。

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Kai's organic products





富士吉田に行っていたので、吉田のうどん、堪能しております。
お店によっていろいろと違うので、たのしいですよ~。