言語が私たちの認識に与えている影響がどのような範囲まで及んでいるかなどが考察されていて面白かった!


言語は、私たちに物事をどう認識するかを強いてくる、という考え方が特に面白かった。


一例として紹介されていたのが、言語の性別分類について。


ある言語は、名詞が男性名詞、女性名詞、中性名詞に分けられるらしい。そしてこの分類は、橋などの無機物にも適用されるらしい。


だから、言語によっては、橋のイメージに男性が浮かび上がったりする。


ここで一つ気になったのは、日本語はどうなんだろう、ということ。


日本語には、名詞に性別分類はないように思える。これが自分たちの認識にどのような影響を与えているのだろう?


色の認識をめぐる話も面白かった。


日本語には色を表す言葉はたくさんある。日本語に限らず、いろんな言語でそうなっている。


しかし、言語によっては色を表す言葉の数が少ない場合があるらしい。ただし、この場合、色を表す言葉の数が少ないとしても、様々な色の認識はできているらしいのだ。


「色の認識」は文化によるところも大部分あるということ。


本書を読み終わってみて考えたのは、新しい知識を得ることや勉強することの大切さについて。


様々な「言葉」を自分の中に落とし込むことによって、文字通り世界の認識が変わっていくのではないだろうか。