mineoから遅れることおよそ4ヶ月以上、IIJmioもようやく長期利用特典(他)を発表しました。

mineoの長期利用特典などと比較しつつ、感想を書いていきたいと思います。


特典①mio優待券

内容:IIJmioが指定した端末単体を割引価格で購入可能


mineoでも同様の取り組みがありますが、mineoでは好きな端末を最大7000円引きで購入できます。

そのため「端末の自由度」と言う意味ではmineoに軍配が上がります。


IIJmioが指定する端末と自分が購入したい端末が一致しなければ魅力にならない特典ですが、元々IIJmioは端末を安く売っていることもあって一致した場合は魅力的な特典となる可能性があります。


一方、MNP契約を条件に端末の大幅割引を頻繁に実施しているので、割引額次第ではやはり魅力にならない可能性があります。


特典②家族割引(複数回線割引)

内容:同一mioIDで契約している音声SIM/音声eSIMが2回線以上ある場合、各回線から税込100円引き。


同一mioIDというのがかなり残念ポイント。同一mioIDということは契約名義が縛られるということ。

契約名義が縛られることで、例えば子どもが大きくなったので本人に払わせたいと思っても出来なかったり、(IIJmioでは名義変更ができないため)子どもが他の通信会社を使いたいと思った時に名義が違うためすぐに希望の通信会社に乗り換えられなかったりという不利益を被ることになります。


mineoにも同様の取り組みがありますが、mineoは契約名義が違っても家族割を受けられます。また、mineoは名義変更が可能です。

mineoは音声3回線以上の場合、3回線目以降165円割引だったり、データSIMも家族割の対象になったりとIIJmioより勝っている部分がありますがそもそも基本料金が高いため、圧倒的にIIJmioの方が安いです。


家族割引(適用後)の価格はIIJmioの方が上ですが、名義が異なっても割引を受けられるmineoも(料金に表れない部分も含めて)考慮に値します。


特典③データ量最大5GBプレゼント/SIM交換・再発行手数料無料(年1)/初期費用割引


mineoでも同様にデータ量最大5GBプレゼントはマイネおみくじ・誕生日ルーレット、SIM交換・再発行手数料無料はmineoコインと交換、初期費用割引はエントリーパッケージ・紹介コードでそれぞれ既に提供されています。


SIM交換・再発行手数料が年1で無料になるのは魅力的に感じますが(mineoの場合、キャリア変更だとmineoコインが5枚必要のため毎年するのは難しい)

それ以外は特に魅力に感じません。データ量は容量変更やチャージをすれば何とかなりますし、初期費用もエントリーパッケージを買えば抑えられるからです。


他の特典に期待


公式サイトに「特典は他にも追加予定!」と書かれているので、他の特典が追加されることはほぼ確実。期待したいところです。

とは言っても、筆者はもう既にIIJmioからpovo2.0への移行手続きを進めていますが…。