下記記事を読んだ感想記事です。

 

乗り換えない理由1位「面倒くさいから」(48.8%)ですか。うーん、非常にもったいなく感じてしまいますね。
節約術って色々ありますけど、格安SIMに乗り換えるほどタイパのいい節約術ってないと思うんですよ。

 

例えば「自炊」
自炊って1回するだけじゃ大した節約にはならないじゃないですか。やればやるほど節約になる。
でも自炊って、スーパーに行って食材買って(場合によってはスーパー巡りして)、切って、火を通して、食器に盛り付けないといけないし、料理が終わった(食べ終わった)あとは調理器具や食器を洗わないといけない。
つまり、自炊での節約をするということはお金と引き換えに時間を犠牲にするということ。タイパ(タイムパフォーマンス)の観点から見ると「悪い」と言わざるを得ません。おまけに、面倒です。
 

一方、格安SIMへの乗り換えは1回、時間をかけるだけ、面倒くさい思いをするだけ。
後は何もしなくても毎月数千円レベルで安くなります。

本稿をお読みの方の多くの方は多少なりとも自炊をしている方が大半だと思います。
何を面倒くさいと感じるか人それぞれ違うのは百も承知ですが、筆者的には通信会社乗り換えよりはるかに面倒な自炊をしていて、格安SIMへの乗り換えを「面倒くさい」を理由にしないのは何だかなぁ…と思います。

 

機種変更必要なし、データ・電話番号そのまま。店舗に行く必要もない。

「面倒くさいから乗り換えない」の「面倒くさい」には、様々な誤解(意味)があるのではないかと筆者は推測します。
まず、一つ目が通信会社を変える=スマホ(機種)が変わるという誤解。
また、それに伴って電話番号が変わったりデータの移行手続きをしないといけないという誤解。

 

通信会社を変えたからといって、必ずしもスマホが変わる、変えなければいけないということはありません。
スマホを変えなければ、当然操作感も変わりません。データもそのままです。
電話番号はスマホが変わる・変わらないに関わらず、MNPを行えば変わりません。

 

「一から操作覚えなおすの面倒」「データ移行のやり方調べるの難しそう。出来る気がしない。というより調べるの面倒」「友人にまた電話番号教えないといけないの面倒」といった面倒は、実際のところほとんどの杞憂に終わります。

もしスマホを変えることになっても、今お使いの機種がよほど古い機種でなければ同じメーカーの製品(後継機)を選択すれば操作感はあまり変わりません。
データ移行も、今使っている端末と新しい端末をケーブルで繋いであとは画面に表示される指示に従って操作するだけでほとんど完了します。
ネットに繋いでバックアップしてそれを新しい端末で復元して…なんて難解なことをする必要はありません。

 

店舗に行かないといけないというのも誤解です。
逆に、格安SIMは店舗がないことが多いので自分でネットでする必要があります。
難しそうと感じましたか?心配無用です。手順を1工程ずつ画像付きで解説してあるブログや動画もあるので簡単です。
「ネットで調べて自分で設定する」というと仰々しく感じるかも知れませんが、やってることは本質的には説明書を見て家具を組み立てることと変わりません。

 

もしどうしても不安だというのであれば、周りの詳しい人・若い人に頼みましょう。頼める人がいないならUQモバイル、ワイモバイル、トーンモバイル、LIBMO、楽天モバイルへのお乗り換えがおすすめです。トーンモバイル、LIBMO以外は厳密には格安SIMではありませんが現在より高確率で通信料金を安く出来るはずです。

トーンモバイル、LIBMOはドコモショップで

 

UQモバイルは↓

 

 

ワイモバイルは↓

 

 

 

楽天モバイルは↓

 

 

 

で店頭で契約できます。

 

キャリア以外は不安36.0%/キャリアの方が通信速度が速い23.3%

 

「不安」というのが、エリアが狭いのではないか、通信障害が頻繁に発生するのではないかという意味であれば誤解です。
格安SIMの通信エリアは、回線を借りているキャリアのエリアと全く同等です。
例えばdocomoの回線を使っている格安SIM(回線)であれば、通信エリアはdocomoと変わりません。docomoが繋がるところであればdocomoの回線を使っている格安SIMも全く同じ電波強度で繋がりますし、(逆に言えば)docomoの回線を使っている格安SIMで繋がらないところは本家docomoを契約していても繋がりません。

 

通信障害に関しても、格安SIMがとりわけ通信障害を起こしていると言えるデータはありません。

 

キャリアの方が通信速度が速いというのは事実ですが、重要なのはその通信速度が本当に必要かということです。
映画が3秒でDLできる。確かにすごいことです。でも3秒でダウンロードできる必要あるでしょうか。3秒でダウンロードできないと困るでしょうか。もちろん早いことに越したことはないと思いますが、そこまでの通信速度を求めてる人はほとんどいないと思います。

そして、格安SIMの通信速度はほとんどの人が不満に感じることがありません。(格安SIMが淘汰されていないのがその根拠。いくら安くても遅ければ使わないでしょう)

 

今で満足している12.7%

思ったより低い…。
また、リンクは貼りませんが別の調査で格安SIMに乗り換えてよかったという人は90%以上いる(後悔したという人は10%未満)というデータもあります。


正直、これが全てでしょう。

 

90%以上の人が、美味しいと言ってる飲食店あるいは良いと言ってる商品やサービス、期待しませんか?
格安SIMも同じく90%以上の人が満足しているのです。恐れる必要がどこにあるでしょうか。
もし万が一合わなくても8日以内であれば契約解除できるケースがほとんどですし(詳しく知りたい場合、「初期契約解除」で検索)8日以上経過していても再度MNP転出すればいいだけです。「ずっと我慢して使い続けなければならない」わけではありません。

 

容量別おすすめ格安SIM

冒頭、引用した記事によると無制限プランを契約しているユーザーが一番多く、次が「3GB~5GB未満」のユーザーで19.6%、その次が「20GB~30GB未満」のユーザーで18.3%、その次が「5GB~10GB未満」のユーザーで12.2%とあります。(他の容量帯は10%未満のため省略)


というわけで、人気の高いこの3つの容量別におすすめの格安SIMを紹介します。

 

まず、「3GB~5GB未満」のユーザーにはIIJmioかnuroモバイルがおすすめです。
どちらも990円で5GB使えます。IIJmioは端末が安く購入できる、サポートが充実している、低速時の通信速度が300Kbpsという特徴があります。
NuroモバイルはSoftBank回線が選べる、LINEの一部機能がカウントフリー、3ヶ月目以降、3ヶ月毎に3GBもらえる(実質月6GB使える)といった特徴があります。

 

「20GB~30GB未満」「5GB~10GB未満」のユーザーには日本通信SIMがおすすめです。

合理的30GBプラン(30GB+月間最大70分無料通話付きor5分かけ放題付き。2178円)
合理的みんなのプラン(10GB+月間最大70分無料通話付きor5分かけ放題付き。1390円)

と無駄がありません。

 

ただ、大事なのは自分がどれぐらい使うか把握することです。
無制限プラン契約しているけれど30GBぐらいしか使っていない、20GB契約してるけれど5GB~10GBぐらいしか使っていないというケースも多いです。「今20GB使えるプラン契約しているから、日本通信SIMの合理的30GBプランを契約しよう!」と決めるのではなく実際の利用量を確認して何を契約するか決めましょう。