先日した契約した「190PadSIM X」について解説および考察していこうと思います。

 

190PadSIm Xの料金体系について

190PadSIM Xはデータ使用量1GB毎に209円増となる従量制SIMです。

なお上限値を設定できるため、高額請求を恐れる必要はありません。


利用料金は実際に使った容量に合わせて請求されます。例えば上限値を3GBに設定していて3GB(2GB〜3GB)使った場合は209*3=627円、上限値を3GBに設定していたけれど実際は2GB(1GB〜2GB)しか使わなかった場合は209*2=418円請求されるといったイメージです。


簡単な料金早見表は以下の通り。

 

1GB209円

2GB418円

3GB627円

4GB836円

5GB1045円


何GBまでお得なのか

 

先ほどの簡易早見表をもとに、何GBまでであれば190PadSIM Xが安く、何GB以上になると他社のSIMを契約した方が安いか検証していきます。

検証条件はただ一つ、契約型のSIMであること。プリペイドSIMは考えないものとします。

また、190PadSIM Xはデータ通信専用SIMのため他社SIMもデータ通信専用SIMで比較してもいいものとします。

 

Docomo回線の場合

2GB(1GB~2GB)で早速、他社と並びます。

並ぶのは、リンクスメイトのデータSIM。2GB418円と、190PadSIM Xで2GB使った場合の料金と同じになっています。
リンクスメイトならeSIMも選択可能です。

 

ただし、eSIMならIIJmioのデータeSIMも検討したいところです。IIJmioのデータeSIMは2GB440円、6GB660円で提供されています。

またiPhoneユーザーにとっては、IIJmioのeSIMはAPN構成プロファイルが不要という大きなメリットがあります。

 

SoftBank回線の場合

3GB(2GB~3GB)で他社に追い抜かれます。
追い抜かれるのはアイサポモバイルのデータSIM。3GB520円で提供しているので、190PadSIM Xで3GB(2GB~3GB)使うなら、アイサポモバイルを契約した方が107円安くなります。

ただし、アイサポモバイルは通信品質が未知数というデメリットがあります。
Web検索・SNS検索(𝕏/Instagram/FaceBook)をしましたが、アイサポモバイルを実際に使っている人の評価を1件も見つけられませんでした。

1件も評価がない=通信品質が悪いというわけではありませんが、通信品質は悪い可能性が高いと言えます。
と言うのはアイサポモバイルが公式HPの中で「他社は帯域(※)をたくさんもっているが、アイサポモバイルは、帯域を余分にもたないようにしているため、原価を抑え、価格を安くしています。」と明記しているからです。(なんかコピペしたら文字のサイズ変になった。アメブロのこういうとこ嫌い)
アイサポモバイルのいう「帯域をたくさん持っている他社」でさえ通信品質は価格なりといったことを考慮すると、アイサポモバイルはMVNOの中でも遅い方だというのは容易に想像がつきます。

もっとも190PadSIM Xの通信品質もMVNOの平均的な通信速度が出ると保証されているわけではない、何より実際に筆者がこの2つのSIMを比較したわけではないのでアイサポモバイル契約するくらいなら190Pad SIM X契約した方がいい!と言いたいわけではありませんのでこの点、勘違いされない様にご注意ください。